『静かに顔だけでリアクション。「ビスケット」と「びょういん」』のコメントと共に投稿された2枚の写真が話題にとなっています。投稿者のT.Katsumi(@ChinaObachan517、以下T.Katsumi)さんに話を聞きました。
1枚目の写真には「ビスケット」と聞いたときのワン氏のお顔が。飼い主さんの方を見上げ、しっかりと開いたお目めはキラキラ輝き、期待に満ちた表情です。2枚目の写真は、「びょういん」と聞いたときの表情。顔をうつむきぎみに背け、あきらかに意気消沈しているご様子。「ワイ、びょういんなんて知らないワン…」と言っているかのようです。顔だけではっきりと意思表示する可愛すぎるワン氏の投稿に3.4万のいいねがつきました。
「良い顔しますね~」
「この顔たまりませんね」
「歓喜のうるうるな瞳に対し、この世の終わりかのような憂鬱な眼差し😰」
「表情豊かで、感情がわかりやすく顔に出るワン氏大好きです😆💕」
「『目が輝く』と『目が死ぬ』を体現した写真😃」
「人入ってます?」
「目だけで語るオトコ」
「完全に理解しておられる😂」
「分かりやっすい‼️」
ワン氏と一緒に暮らす、投稿者のT.Katsumiさんに素晴らしいワン氏のリアクションについてやワン氏との暮らしについて話をおうかがいしました。
『びょういん』以外にしょんぼり顔になるキーワードは…
――ワン氏について教えてください。
「2015年7月生まれで現在7歳、柴犬の男の子です。名前はこじろうで、ワン氏の通称で呼ばれています」
――この2枚の画像、ワン氏の気持ちを代弁するなら?
「ワン氏の本当の気持ちは本ワンのみぞ知る…なのですが…。ビスケットは『はい、くらさい♡』、びょういんは『きかなかったことにします』…といった感じでしょうか」
――病院はワン氏にとってあまり好きな場所ではないのでしょうか。
「そうですね、病院、嫌いですね。 毎回病院に入る前は鼻鳴きして嫌がります。でも、待合室や診察室で騒いだり暴れたりすることはありません。 無言でジッと耐え忍んでくれます。『びょういん』以外にしょんぼり顔になるキーワードは、『なーいー』と『おしまい』です。いずれも、ごはんやおやつ終わりにかける言葉です」
――ビスケットはワン氏の好物ですか?
「本当はビスケットだけではなくおやつ全般が好きなのですが、お腹を壊しがちで…、いろいろ試しながら、今のビスケットに絞り込んだのです。他にこのキラキラお目めになるキーワードは、断然「ばぁば」ですねぇ。月に1~2回ウチに来る実家の母のことなのですが、必ずシュークリームを買って来て、皮の部分を少し分けてくれるので、ワン氏にとってすごく特別な人になっています」
――ワン氏の性格を教えてください。
「比較的穏やかで、マイペースです。穏やかなのですが、好き嫌いや自分の意思は、ワン氏なりのやり方でしっかり表してきます。あと、上述の回答からもおわかりいただけると思うのですが、とにかく食いしん坊です」
――ワン氏を迎え入れた経緯を教えてください
「旦那氏が会社員から在宅自営業に転業して程なく、会社勤めの私の出張が増え、旦那氏の健康が心配になってしまいまして…。生活ペース保持や運動不足解消などのために犬を飼うことを提案しました。 もともと私自身が犬好きで、いつか犬と暮らしたいという夢を抱いていたことも理由のひとつです」
――ワン氏との暮らしはいかがですか?
「迎えてからというもの、ほぼ毎日ワン氏が起きている間はずっと一緒にいてくれた旦那氏が、一昨年の暮れに病気で亡くなってしまいました。絶対的存在だった『とうさん』を失ったワン氏の、心の傷というか穴は相当大きかったはずです。失った分を何か新しいもので埋めてあげたかったし、私が仕事を辞めるわけにもいかないので、自宅から自転車圏内にあった託ワン施設のお世話になることにしました。幸いにも水が合い、今ワン氏はスタッフさんやお友達に会える施設へ行くことをすごく楽しみにしています」
◇ ◇
今後の暮らしについて尋ねると「ワン氏の楽しみを維持するために、ワン氏と私自身の健康に注意を払いつつ、私は仕事を頑張ります」とT.Katsumiさん。「平日帰宅後と休日は、ワン氏と濃密な時間を過ごしたい」と言います。
T.KatsumiさんはTwitterでワン氏との暮らしを投稿しています。表情豊かなワン氏が目白押しで、思わずクスッと…愛らしすぎるワン氏には思わず癒されてしまいます。
■T.KatsumiさんTwitter https://twitter.com/ChinaObachan517