あす22日(月)、全国高校野球選手権大会の決勝が開催される阪神甲子園球場では、朝から強い日差しが照りつけ、試合開始前から「熱く」なりそうです。決勝戦が始まる午後2時頃、範囲は狭いものの、にわか雨の可能性があります。
甲子園球場は朝から強い日差し 午後は風向き変わる
あす22日(日)は、きょう21日(日)に比べると晴れのエリアが広がるでしょう。
全国高校野球選手権大会の決勝が開催される阪神甲子園球場でも、朝から強い日差しが照りつけて、午前中から30℃以上の真夏日になる見込みです。
予想最高気温は33℃。試合開始予定の午後2時の予定ですが、一日の中で最も暑さが厳しい中での試合開始となりそうです。
はじめはいつもの「浜風」とは反対方向の東風ですが、気温が上がるにつれて、風向きが変わるでしょう。熱戦が繰り広げられて試合が長引くほど、風向きが変化し、試合の展開に影響が出る可能性があります。
応援に行く予定の方は、帽子やドリンク、保冷剤など、暑さ対策グッズをしっかりご準備ください。また、全国的にも西日本や東北北部の日本海側で猛暑日となる所があり、残暑が厳しいでしょう。涼しい部屋の中で観戦される方も、水分補給は忘れずに行ってください。
試合開始時間帯からにわか雨の可能性
あす22日(月)は、大気の状態がやや不安定です。基本的には晴れる見込みで、日差しの下で決勝戦が繰り広げられそうですが、にわか雨の可能性があります。特に午後気温が上がってくると、局地的に雨雲が発生しやすくなるでしょう。空の変化に気を付けて、応援に行かれる方は念のため、レインコートや折り畳みの傘など、雨具があると良さそうです。
あると便利 熱中症対策グッズ
夏のレジャーなど、暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。
①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
(熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。)