路上にひっくりかえっていたセミを助けたら…口吻で指先をぶすっ! 「セミ成分を注入された」「セミ人間になるかも」漫画家の実体験が話題

中将 タカノリ 中将 タカノリ

夏の風物詩・セミ。長い年月を地中で過ごし、ようやく成虫になって地上に出てもわずか1週間しか生きられないとされる儚さが多くの人の心を打ってきた日本人になじみ深い昆虫だが、今SNS上ではそんなセミが人を刺すという驚きの事実が大きな注目を集めている。

「アブラゼミが大の字になっていたので拾い上げたらぶっすりと口吻を突き刺された。おそらくセミ成分を注入されたに違いなく、セミ人間になる日も近いのでは。そしてゆくゆくはバルタン星人の着ぐるみに。7月30日。」とそのいきさつを投稿したのは漫画家、文筆家の日高トモキチさん(@mokizo)。

アブラゼミの口吻(こうふん)は樹木の幹に刺して樹液を吸うためのものでけっして攻撃用ではないのだが、まれにこうやって誤って人に刺してしまうことがあるようだ。硬い樹木の皮を突き通すくらいだから、その威力ときたら想像するだに恐ろしい。日高さんの投稿に対しSNSユーザー達からは

「セミ人間だとめちゃくちゃ怖いので、バルタン星人三代目くらいにしてほしいですね」
「倉谷滋『怪獣生物学入門』の、文明宇宙人は裸なのかという議論についての文脈で、バルタンはセミ人間が装甲を着けた姿なのではないかと思えなくもない、と書いてましたね。他方、当方は昨夜外廊下の壁に大ちゃばねが居ると思って殲滅しかけたら蝉だったという経験をしたばかり。」
「セミってカメムシ目で、カメムシ目には他の虫の体液を吸う肉食のやつ(タガメとかアメンボとかトコジラミとか)も結構いるんだよね こうやって捕食性を獲得していくんだねぇ」
「仮にセミヒーローになったら寿命1週間では…」
など数々の驚きの声が寄せられている。

当記事の執筆時(2022年8月3日)で日高さんの投稿から4日目になるが、今のところ日高さんがセミ人間になる兆候はなさそうだ。このままなんの異変もなければいいのだが…。

日高トモキチさん関連情報

Twitterアカウント:https://twitter.com/mokizo/

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