チョコレートにスナック菓子など、ついつい食べてしまうのがおやつですが、みなさんは、いつ間食をしますか。全国の男女1万99人に聞いたところ、間食をする時間帯は約7割の人が「昼食から夕方の間」と回答しました。また、間食で飲食するものを購入する時の重視点は、「価格」「食べきりサイズ」「分けて食べられる容器・包装」などに回答が集まったそうです。
マイボイスコム株式会社が、7回目となる「間食に関する調査」として2022年6月に実施した調査です。
まず、「間食の頻度」については、間食をする人は7割強、男性6割強、女性8割強となり、1日1回以上食べる人は約35%となっていました。
次に、「間食をする時間帯」を聞いたところ、最も多かったのは「昼食から夕方の間」(69.1%)、次いで、「夕食後」(34.3%)、「朝食から昼食の間」(19.1%)、「夕方から夕食の間」(18.8%)という結果に。これを性・年代別で見ると、最多回答の「昼食から夕方の間」は女性や60・70代が、「夕方から夕食の間」では若年層で比率が高くなっていたといいます。
また、「間食でよく食べるもの」を聞いたところ、「チョコレート」(54.9%)、「スナック菓子」(49.1%)、「せんべい・あられなどの米菓」(47.0%)、「クッキー、ビスケット」(46.1%)、「アイスクリーム類」(38.0%)、「ケーキ類、シュークリーム、ドーナツ、マドレーヌ等」(36.0%)といった回答が上位に並びました。
これを性年代別に見ると、男性では「スナック菓子」「チョコレート」が上位2位、男性10・20代では「クッキー、ビスケット」が1位に挙がっていたほか、「チョコレート」は、女性40~50代で7割前後見られたそうです。
さらに、「間食をする場面」については、「くつろぎながら」「おやつの時間」がそれぞれ4割強、「仕事・勉強・家事の合間」が31.3%、「テレビやDVD・BDなどを見ながら」が25.2%という結果に。女性では「帰宅後、一息つきたいとき」「家族と一緒にいるとき」が高くなっており、間食の頻度が1日2回以上の層では、「くつろぎながら」「仕事・勉強・家事の合間」が高い傾向だといいます。
また、「間食で飲食するものを購入する時の重視点」については、「価格」(39.6%)、「すぐ飲食できる、手間がかからない」「食べきりサイズ」「分けて食べられる容器・包装」(いずれも20%台)といった回答が挙げられました。性年代別に見ると、男性や若年層では「満腹感・腹持ちのよさ」、女性10~30代では「甘い」、高年代層では「塩分控えめ」「賞味期限・消費期限」などが高くなっていたそうです。
最後に、「新型コロナウイルス感染拡大前と比べて、間食をする頻度に変化」を聞いたところ、「間食をする頻度は変わらない」(68.5%)が最も多いものの、「間食をする頻度が増えた」(7.8%)と「間食をする頻度がやや増えた」(18.4%)を合わせた26.2%の人が「増えた」と回答し、特に女性10・20代で高くなっていたといいます。
なお、新型コロナウイルス感染拡大以降の、間食に関する変化については、以下のようなコメントが寄せられたそうです。
▽単価の安い物、最近は値上げだけでなく量も激減しているから、腹持ちコスパ優先(男性27歳)
▽自宅にいることが多く、間食できるものが多いのでついつい食べてしまう(男性48歳)
▽マスクを着用することになってから喉の調子が芳しくないことが多くなり飴を多く摂取することになった(男性55歳)
▽在宅勤務となり、夫婦二人で過ごす時間が多く、間食を一緒に摂ることが多くなった(男性75歳)
▽間食するおやつのストックを増やすようになった(女性26歳)
▽自宅で仕事をする機会が増え、今までクッキーを食べていたのがハイカカオチョコレートを食べて香りに癒されるようになりました(女性37歳)
▽疲労が増えたせいか、甘いもの(チョコ・アイスなど)を必ず一日に1個以上は食べるようになってしまった(女性41歳)
▽友人が遊びにきてくれなくなったので、個包装のものを買って、ひとつづつ食べています(女性75歳)