たくさん食べたい欲求も満たせる大容量パックのアイスクリーム。そんなアイスを取り分ける専用スプーンが販売されていますが、わざわざ買わなくても家にあるおなじみの道具がジャストフィットするというツイートが話題になりました。
「大容量パックからアイスをすくうのに、スプーンだと曲がることがあるし、ディッシャーをわざわざ買うのも面倒だなと熟考した結果、しゃもじがジャストフィットするという世紀の発見をしてしまった。洗いやすいのもいい」
ツイートしたのは、すずき(@michsuzu)さんです。このツイートに「目から鱗でした。タッパーケースのアイスには最高のアイデアですよね!」「有益な情報ありがとうございます」と感謝の声が寄せられて8万を超える“いいね”がついています。
今年は猛暑だったこともあり、久しぶりに大容量パックのアイスを買ったと言うすずきさん。これまでアイスをすくって、何本かスプーンを軽く曲げてしまったことがあったそう。「しゃもじはたまたま近くにあったので使いました。個人的に使う分では、見た目より利便性重視でこういう選択もあるんだなと思いました」と話します。
大きめのスプーンでアイスを取り分けていた筆者も、スプーンの角度が変わっちゃった?と思うことがありました。でも、それ以上にスプーンが強く手に当たって痛いのに耐えられず、先日アイスクリーム専用のスプーンを買ったばかりです。
そこで、アイスクリーム専用のスプーンとしゃもじの使い心地を比べてみることに。専用スプーンはアイスを丸くすくえるという重さのあるスプーン(亜鉛合金製)で2000円弱でした。一方、しゃもじは、ご飯がつきにくいエンボス加工がされた100均の商品で、すでに使い込んでいます。
専用スプーンはアイスの表面をなぞるようにしてくるっと丸いアイスをつくります。しゃもじは、そのままぐっと差し込むようにしてすくうという違いがまずあります。その上で丸く仕上げたいというこだわりがなければ、しゃもじはアイスをすくうのに十分でした。しゃもじは一度にたくさんすくえるので、たくさん食べたい人に特におすすめです。専用スプーンと同じように、エンボス加工でアイスもスッとはずれますし、丸みのある太い柄なので手も痛くありません。
リプ欄を見ると「お玉(百均)使ってアイスに負けて曲げてしまいましたw」というコメントもあるなか、多かったのがフォークを使っているというもの。ならばと、フォークも試してみました。
フォークは、力を入れるために柄を手の平に押し付けてしまうので、スプーン同様にやはり手が痛いと感じましたが、スプーンよりスッとアイスにささります。どちらかというとアイスを切るようにしてすくうイメージです。こちらもスプーンよりも取り分けしやすいと感じました。
ということで専用スプーンを買わないなら、しゃもじ>フォーク>スプーンで「しゃもじいいっすよね」という結果になりました。ちなみに、しゃもじはポテサラを作るときにも便利だそうで「しゃもじ万能説!」がつぶやかれています。