夏のキャンプは他の季節に比べると体力を消耗しやすいので、しっかりと水分補給をし、食事でスタミナをつけることが大切です。そしてスタミナをつけてくれる定番中の定番食材と言えばお肉！
暑い夏の季節は冷たいものを食べたくなるものですが、そうめんやざるそば等で身体を冷やしつつもメインはがっつりとお肉料理を取り入れて体力を回復させましょう。
また、キャンプ飯初心者の方には安全な状態で火を起こせて簡単に料理を楽しめる焚火台グリルを使うことをおすすめします。今回は焚き火台グリルで作る、牛・豚・鶏を使った3種のワイルド飯のレシピをご紹介します。
お肉を使ったワイルドなキャンプ飯を食べて元気満々！
ボリューム満点♪『牛肉のロールステーキ』
くるくると巻いて焼くだけで仕上がる！牛肉のロールステーキのレシピをご紹介します。簡単なのに豪華見えする一品で、キャンプ飯以外にもおもてなしに最適です。
～牛肉のロールステーキの作り方(1人分)～
＜材料＞
・牛薄切り肉 200g
・小麦粉、塩、黒胡椒 各適量
・バター 大さじ1
・赤ワイン 大さじ2
＜ソースの材料＞
・醤油、料理酒 各大さじ1
・みりん、砂糖、酢 各小さじ2
・おろしにんにく、はちみつ 各小さじ1/2
＜作り方＞
(1)まな板の上に牛薄切り肉を左右に2枚程度広げ、塩・黒胡椒・小麦粉を振りかけます。
(2)1を手前の方からくるくると巻いていきます。
(3)1～2の工程を繰り返し、お好みの大きさになるまで巻いたら巻き終わりに適量の水で溶いた小麦粉を塗ります。
(4)焚き火台グリルの上にフライパンをのせバターを熱します。
(5)4に3の牛肉を投入して菜箸やトングで転がしながら全体に焼き色がつくまで加熱します。
(6)焼き色がついたら赤ワインを加え、蓋をして蒸し焼きにします。
(7)中まで火が通ったらロールステーキを一旦お皿に取り出し、お好みの厚さに切り分けます。
(8)7のフライパンにソースの材料を全て加え、お肉から出た肉汁と一緒に加熱します。
(9)ふつふつとしてきたら7のロールステーキをフライパンに戻します。
(10)ロールステーキの両面にソースを馴染ませ、ソースに軽くとろみがついたら完成です。
牛肉の旨味と肉汁をダイレクトに楽しめます。
チーズ好きにはたまらない！『鶏むね肉とカット野菜の簡単タッカルビ』
キャンプ場で複数の野菜を切るとなると下処理～後片付けまで何かと面倒...。
しかし、コンビニやスーパーで売られている野菜炒め用カット野菜を使えば料理の時短に繋げることができます。今回はカット野菜を使って人気の韓国グルメ、タッカルビのレシピを作ってみました。
～鶏むね肉とカット野菜の簡単タッカルビの作り方～
＜材料A＞
・鶏むね肉 200ℊ
・野菜炒め用カット野菜 1袋
・ピザ用チーズ お好みの量
・塩胡椒 適量
・ごま油 大さじ1
＜材料B＞
・コチュジャン、料理酒、みりん 各大さじ2
・醤油 大さじ1
・粉唐辛子 小さじ1
＜作り方＞
(1)鶏むね肉はフォークで両面満遍なく刺し、ひと口大に切ったら塩胡椒で下味をつけます。
(2)ビニール袋に1とカット野菜・材料Bを入れて外側からよく揉み込みます。
(3)2をクーラーボックスの中に入れて10分程度寝かせましょう。
(4)メスティンを焚き火台グリルの上にのせてごま油を熱します。
(5)4に3を加え、鶏むね肉と野菜に火が通るまで炒めていきます。
(6)メスティンの中央を空けるように具材を両サイドに寄せ、ピザ用チーズを中央部分にのせます。
(7)メスティンに蓋をし、ピザ用チーズがとろけるまで加熱したら完成です。
ピリ辛＆濃厚な味わいで思わず食欲がそそられる！
タルタルソースたっぷり★『豚こま肉deポーク南蛮』
チキン南蛮ならぬ、豚こま肉を使ったポーク南蛮のレシピです。今回はマヨネーズをメインの調味料としてタルタルソースを作っていますが、カロリーを抑えたい方はマヨネーズと一緒にヨーグルトを1:1の割合で混ぜると良いです。
～豚こま肉deポーク南蛮の作り方～
＜材料＞
・豚こま肉 150g
・塩胡椒、片栗粉 各適量
・サラダ油、醤油、砂糖 各大さじ1
・酢 大さじ2
・卵 1個
・マヨネーズ 大さじ2
・レモン汁 小さじ2
＜作り方＞
(1)メスティンに適量の水を注ぎ入れ、焚き火台グリルの上にのせます。
(2)お湯が沸騰したら卵を投入し、11分程度茹でましょう。
(3)2のゆで卵を流水でさっと洗い、殻を剥いたらみじん切りにします。
(4)ボウルに3を移し、マヨネーズ・レモン汁・塩胡椒を加え、混ぜ合わせてタルタルソースを作ります。
(5)豚こま肉は塩胡椒で下味をつけ、片栗粉をまぶします。
(6)メスティンにサラダ油を熱し、5の豚こま肉を炒めていきます。
(7)お肉に火が通ったら醤油・砂糖・酢を入れ、味を馴染ませます。
(8)7を器に盛り付け、4のタルタルソースをかけて完成です。
ご飯が思わずすすむ一品。
焚き火台グリルは持ち運びしやすく、おひとり様には持ってこいのサイズ感のアウトドアアイテム。市販の炭火を入れるだけで簡単に火が付きます。
ソロキャンプの予定がある方は是非参考にしてみて下さいね。
焚き火台グリルでキャンプ飯のバリエーションを広げよう。
