モルモットがぞろぞろと帰宅する行列動画がたまらなく癒されると話題に。動画は166万回以上再生され、8.2万以上のいいねがついています。投稿した「長崎パイオパーク」（長崎県西海市）の担当者にお話を聞きました。
「ちょっと情報量が多いモルモットの帰宅タイム」と、投稿された動画では、オウムが鈴のおもちゃを鳴らすと同時に、15匹のモルモットたちが細い橋をタッタカと家路へと向かいます。その橋の下をヤギがのーんびりと通りぬけ、反対側からはコールダックが2匹ピタパタ。その後に、「もうだれもいないかな？」と左右を確認した2匹のモルモットが仲間のことを急いで追いかけていきます。
「可愛いが渋滞しとるwww」「カオスっぷりに、癒されます」「こういうので癒されたい」「リアル、モルカーだな。。」「いっぺんにこんな可愛い場面に遭遇出来るなんて嬉しすぎますね♪細いところまで見たくて、何度も何度も観ています♡」「途中凄いモコモコのやついる」「この橋いいなー、ぷいぷいがたくさん渡ってる、この橋になりたいなー」「幸せな情報量の多さだ……」などのコメントが寄せられました。
気になることや登場動物が多すぎるこの動画について、長崎バイオパークの小動物ふれあい担当・山本飼育員さんにお聞きしました。
ーーこの橋を渡って家に帰るまでの、モルモットさんの1日のスケジュールは？
「モルバシを通って出勤し、日中はパーク内の展示場で過ごして仕事に従事します。終業後は鈴の合図でモルバシを通って帰宅します。16時半に20頭ほど帰宅するのですが、この動画では17頭が映っています」
ーー帰宅後は何をしているんでしょうか？
「バックヤードでご飯を食べます」
ーーモルモットさんの特徴はありますか？
「それぞれ特徴があるのですが、ヤギが橋の下をくぐるために顔を橋の上に乗せたため止まってしまった、映像の最後から2番目の子（のりまきちゃん）はちょっと怖がりです。モルバシの途中までゆっくり行って、真ん中あたりから加速して帰ります」
ーー終業合図の鈴を鳴らしているオウムさんや、ほかの動物たちはみんなどのように過ごしているのですか？
「肩に乗っているのがオウム目インコ科であるヨウムのピーちゃん（年齢不詳）です。性格はかまってちゃんです。ハハハッと笑うと、ハハハハと真似してくれたりします。みんなケンカなどはなく、きちんとお互いの距離感をもって過ごしていて平和です」
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このカワイイ帰宅の様子を実際に「自分の目でみたい！」 というかたは、長崎バイオパークに隣接する、PAWという施設で観覧可。長崎バイオパークについて、「動物たちが自然の中でのびのび暮らしてます。その中でいろんな動物と触れ合えることができるのが魅力です」と山本さん。
動物たちへのご褒美として7月23日～8月21日には「動物たちのスイカタイム」がおこなわれ、カピバラ、カバ、アライグマがスイカをムシャムシャする姿も楽しめます。また、ほかにも10月30日までは「ザリガニつり体験」、8月31日までは「世界のカブト・クワガタ展」も開催中。
「長崎バイオパーク」
住所：長崎県西海市西彼町中山郷2291-1
電話：0959-27-1090
公式ホームページ：http://www.biopark.co.jp/
Twitter：https://twitter.com/ngsbiopark
Instagram：https://www.instagram.com/ngsbiopark/
（まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・はく まいこ）
