これはメイク?それともタトゥー? 衝撃の免許証ビフォーアフターに「圧倒的」「第三形態かな」

伊藤 大介 伊藤 大介

ある男性が投稿した運転免許証のビフォーアフター画像が話題を呼んでいます。滋賀県で古美術商を営む大黒堂ネロ(@daikokudonero)さんが「免許更新!!5年で少し成長しました」とTwitterに投稿した運転免許証は、更新後の顔写真の目の周りや頭皮が赤や青?に彩られています。これは一体メイクでしょうか、タトゥーでしょうか。ネロさんに聞きました。

免許更新時、「本当に落ちないんですか」と2度聞かれた

ーー新しい免許証は、顔から頭が赤や青に彩られています。これはメイクでしょうか?タトゥーでしょうか?

「照明の加減で青く見えていますが、赤と黒のタトゥーです。他は地肌です」

ーータトゥーはいつごろから入れ始めたものなのでしょうか?全身にタトゥーが入った写真をネット上で拝見しました。

「18歳からです。黒くしたのは8年前くらいからです。痛みは超えたので気になりません」

ーー免許更新センターで「メイクは落としてください」などと言われませんでしたか?

「係の方に2度、『本当に落ちないんですか』と聞かれました」

ーー新旧の免許の顔写真は、それぞれいつ、どこで撮られたものでしょうか?

「古い免許証は愛知県の免許センターで、今回は滋賀の免許センターで持ち込み写真にしました。(新旧で)変わった点は、眉毛が赤くなったことです」

ーービフォーの顔写真の髪型はちょんまげでしょうか?

「ちょんまげのオフです。ちょんまげの時はもっとちゃんとしています。写真をご確認ください」

大半の人にペイントと思われている

ーータトゥーのテーマ、もしくはこだわりがあったら教えてください。

「ご想像にお任せします」

ーー本業の古美術商とタトゥーに相関関係はありますでしょうか?

「本業とタトゥーとの相関関係はありません」

ーータトゥーを入れることで、奇異の目で見られることはありませんか?

「8割以上の方がペイントと思われているので、案外世間に馴染んで生活しています。逆にそんな目で見る人に出会うことが少ないです」

ーーツイートが反響を呼んでいます。

「普通にツイートしたつもりだったので驚いています。あと今回のようなインタビューが来たことが一番の驚きです(笑)」

警察庁は2021年9月、運転免許証の顔写真について「容貌等に関する許容範囲」という通達を出しています。容姿については「社会通念上、個人識別が容易にできるものである」ことを基本とし、かつらやまげを結っている場合でも、日常生活の姿であれば許容できる、整形手術で現在の容姿と著しく異なる場合は許容できない、とありますが、タトゥーに関しては記述がありません。

また、宗教上、医療上の理由により頭を布などで覆うことは認められています。

◇  ◇

ちなみに次の免許更新時にはどんな写真を撮りたいですか?と聞くと、「そもそも免許証の写真は日常の姿でしかないので、特に意識はしていません。その時のありのままの姿で写るだけです」との答えが返ってきました。Twitter上では「圧倒的存在感」「係員の心境はいかに」「第三形態かな。凄い攻めた生き方してる」と称賛する声が相次ぎました。

あるがままに生きるネロさんのさらなる進化を楽しみにしています。

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