仕事をきちんとしていれば「たばこ休憩をしてもいいと思う」…非喫煙者の6割以上が回答

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非喫煙者は、喫煙習慣と仕事力の関係について、どのような考えを持っているのでしょうか。全国の20歳~69歳の非喫煙で仕事を持つ655人に聞いたところ、8割以上の人が「喫煙者は仕事ができない人だとは思わない」と回答しました。また、6割以上の人が「仕事・業務をきちんと遂行していればたばこ休憩をしてもいいと思う」と回答したそうです。

インターネットリサーチを展開するネットエイジア株式会社が2022年4月に、「非喫煙者意識調査」として実施した調査です。

はじめに、「喫煙者は仕事ができない人だと思いますか」と聞いたところ、「非常にそう思う」(4.9%)と「ややそう思う」(10.5%)を合わせた「そう思う(計)」は15.4%だった一方で、「全くそう思わない」(26.9%)と「あまりそう思わない」を合わせた「そう思わない(計)」は84.6%となり、喫煙習慣を業務能力の評価に結び付けることは合理的でないと考える人が多いことが伺えたそうです。

これを男女・年代別にみると、「そう思わない(計)」と回答した人の割合は、「30代女性」(93.1%)と「60代女性」(93.5%)では9割以上となりました。

次に、「受動喫煙防止など周囲に配慮していればたばこ休憩をしてもいいと思いますか」と聞いたところ、「そう思う(計)」は57.9%、「そう思わない(計)」は42.1%となり、周囲の人への配慮がなされていれば、たばこ休憩を容認できるという人が多数派となりました。

これを年代別にみると、「そう思う(計)」と回答した人の割合は「30代」(66.0%)が最も高くなったといいます。また、喫煙経験別にみると、喫煙経験がある人(182人)では「そう思う(計)」は64.3%と、喫煙経験がない人(473人)の55.4%と比べて8.9ポイント高くなったそうです。

さらに、「仕事・業務をきちんと遂行していればたばこ休憩をしてもいいと思いますか」と聞いたところ、「そう思う(計)」は61.7%、「そう思わない(計)」は38.3%となりました。

これを年代別にみると、「そう思う(計)」と回答した人の割合は「30代」(68.1%)が最も高くなったといいます。

続いて、「企業が休憩中まで従業員に禁煙を求めることはやり過ぎだと思いますか」と聞いたところ、「そう思う(計)」は56.2%となりました。労働基準法で休憩中の行動は原則自由と定められているため、休憩中の禁煙の要請について疑問を感じる人が多いことが伺えたといいます。

これを年代別にみると、「そう思う(計)」と回答した人の割合は「30代」(61.1%)が最も高くなりました。また、喫煙経験別にみると、喫煙経験がある人では「そう思う(計)」は62.6%と、喫煙経験がない人の53.7%と比べて8.9ポイント高くなったそうです。

さらに、「企業がテレワーク時まで従業員に禁煙を求めることはやり過ぎだと思いますか」と聞いたところ、「そう思う(計)」は64.7%に上り、テレワーク時の喫煙に対して企業が干渉することに否定的な意見を持つ人が多数派だったそうです。

これを喫煙経験別にみると、喫煙経験がある人では「そう思う(計)」は69.8%と、喫煙経験がない人の62.8%と比べて7.0ポイント高くなったといいます。

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