アイドルのコンサートでよく見る、「応援うちわ」。
「指さして」「手ふって」などと書かれたうちわを振って、アイドルにファンサービスをもらったことがある方もいるのではないでしょうか?
そんな「応援うちわ」が、まさかの場面で使われているみたいなんです。
「今日は家でお寿司を作る日なので応援グッズを作りました」
この投稿をしたのは、Twitterユーザーのあずまさん(@sngazm)。
家でお寿司を作るべく、酢飯を冷ましていたあずまさん。そこで使われていたのが、まさかの「応援うちわ」だったんです。
そこには、わざわざ手作りしたであろう「酢飯さめて」という文言が。あれ、酢飯ってアイドルだったっけ!?このユニークな状況に、SNSでは
「気分はアガるけど温度は下がる便利な代物」
「推すし(お寿司)作り」
「寿司への熱い期待は冷めない!?」
「オタク(お宅)のお寿司、美味しく出来上がりそうですね」
など多くのコメントが寄せられ、大喜利状態で盛り上がっています。
投稿者のあずまさんに話を聞いてみました。
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ーーお寿司応援グッズ制作の意図をお聞かせください。
あずま:寿司のカルチャースクールに行った友人がうちで寿司を握ってくれるということになり、前日に準備していました。酢飯を作るのには米と寿司酢とうちわが必要だったのですが、百均に売ってたうちわが応援うちわしかなく…大きさも十分あるしこれでいいかと思って買って帰ったんです。
家に帰って見てたら酢飯を応援したくなってきたので、イラストレーターでデザインしてプリンタで印刷して切り貼りしました。アイドルを応援したことはなかったので、画像検索を頼りになんとなく作ってみました。
夜中に一人で黙々と作ってたら妻も手伝ってくれたので、理解のある妻でよかったです。材料費は110円で、所要時間はイラレでデザインしてる時間も含めて30分ほどでした。
ーーアイドルファンの方が作られたものだとばかり思っていました!なんとなく作ったとは思えないクオリティの高さですね。
あずま:多くの反響がありましたが、印象に残ったコメントはありましたか?
「団扇だけにファンサービス」みたいなこと言ってる人がいて一番うまいなと思いました。
ーー団扇づくりのセンスがあると思うので、今後も機会があれば是非作って見せてくださいね。ありがとうございました!
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あずまさんは普段、個人クリエイターとしてポッドキャスト「Image Cast」を配信されているんだとか。興味を持たれた方は、是非聞いてみてくださいね。