「実家に帰ったら黒歴史がアートになってた」 思春期の恥ずかしい痕跡がアート化され話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

実家で暮らしていた子供時代の痕跡がアート化されていたという報告がSNS上で大きな注目を集めている。

「実家に帰ったら黒歴史がアートになってた」とその様子を画像入りで紹介したのは歯科技工士のobuさん(@obujyoitoi)。一体どういうことなのか?話を聞いた。

obuさんがつけたと思しきこぶし大の壁のへこみは、それが透けて見えるように額装され「アオハル パ・ン・チ!」と説明書きまで…。なんともユニークだが、本人にとっては恥ずかしいこのアート作品に、SNSユーザー達からは

「うちにも似たような黒歴史あります」
「僕の場合はこうします①穴の大きさを整える②石膏ボード挟み金具を取り付ける③カバープレートを取り付ける」
「芸術ということにすれば直す費用もかからない…!」

など数々のコメントが寄せられている。obuさんにお話をうかがってみた。

 ――この痕跡を残されたのはいつ頃のことでしょうか?

obu:壁に穴を開けたのは多分中学生の頃だったと思います。恥ずかしながら、どうして壁を殴ったのかは覚えていませんが、恐らく母親と些細な事で喧嘩をしたのだと思います。

――このアートをご覧になった際のご感想をお知らせください

obu:そもそも穴を開けたことすら忘れていました。それと同時に悪いことをしたなぁと反省もしましたし、恥ずかしかったです。

――このアートについてお母さまとなにか会話はあったでしょうか?

obu:「反省材料になるでしょ」と言いつつもやはり当時を懐かしんでくれていたんだと思います。

――今回の反響へのご感想をお聞かせください。

obu:「いつもよりかは伸びるかなー」なんて思って投稿したのですが、まさかここまで行くとは思ってもいなかったです。また、一度はバズってみたいなんて思ってもいたので嬉しくもあります。

◇     ◇

今回の投稿について「辛いニュースやコロナ禍で下向きになっているこんな時にこの投稿を見て少しでも皆様の明るい話題になっていただければ」とobuさん。 

読者のみなさんにもなにかの拍子に家の壁がへこんだり穴があいてしまった方はいると思う。業者を呼んで修繕するのもいいが、obuさんの母のようにあえて思い出として残すのも一興。思い当たる方はぜひご検討いただきたい。

obuさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/obujyoitoi

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