「拒否柴の奥義を会得してしまったか…」というつぶやきと共に、犬さん(@sss_inu)がツイッターに投稿した1枚の写真が話題です。そこに写っていたのは、子犬時代、お迎えして3日でお父さんをダメにしてしまった1歳になる柴犬の男の子、麦くんがお散歩中、道にごろ~んと横たわっている見事な「拒否柴」の様子!
「柴道を歩む」「強硬手段ですね」「拒否の呼吸、壱の型。『帰らないもんね』」と、大喜利みたいな愉快なリプライも殺到した麦くんの「拒否柴の奥義」について、飼い主さんにお話を伺いました。
あっ!これ、歩きたくないだけかも…
ーー麦くん、ついに柴犬たちの得意技「拒否柴」の奥義を会得してしまったのですね…。今回の「拒否柴」は何が理由だったのですか?
「普段は足を踏ん張って拒否することが多いのですが、この日はいきなりごろんと寝てしまったので、具合でも悪いのかと最初は焦りました。ただ、そのままお腹を出してゴロゴロし始めたので、あっ!これ、歩きたくないだけかもな…となり、記念に(?)写真を撮影…という流れです」
ーー麦くんがお散歩の続行をここまで「拒否」したのはこの日が初めてだったのですか?
「柴犬の写真でよく見る、リードを引っ張られて首輪でお顔がムギュッとなってる感じの拒否柴は毎日のようにあるのですが、転がってしまうのはこの日が初めてでした」
ーー麦くんはお散歩をさせる人によって、「拒否柴」の度合いが違ったりするのでしょうか?
「麦の散歩はほとんど私がしていて、週末や私ができない日は両親がしてくれるのですが、多少は態度が違うようです。基本的にまだ家に帰りたくないときや別の道に行きたいときは、誰が相手でも拒否してるみたいですね」
「ほどほどの距離感でいてほしい」みたい
ーーいつもとっても可愛い麦くんですが、そんな麦くんにもやはり孤高の「柴犬魂」を感じることはありますか?
「たくさんあります。『今はそっとしておいてほしい』みたいな時間がハッキリしていて、そういうときに無理に構おうとすると、心底嫌そうにします…。甘えるときは思いっきり甘えてきますし、頭などをなでられるのは好きみたいなんですが、基本的にはほどほどの距離感でいてほしいみたいです」
ーーいわゆる「柴距離」でしょうか…。ちなみに今回のお写真を撮影された後、お散歩はどうなったのでしょうか?
「この日は全然ダメでしたね。しばらくゴロゴロした後、一応起きはしたのですが、今度は座ったまま動かなくなってしまって…。なので、抱えて帰りました。それなのに帰宅後は室内を走り回って遊んでいたので、やっぱり歩きたくなかったのかなぁと。未だに謎です…」
◇ ◇
自分の行きたい方向と違ったり、まだ帰りたくないときなど、お散歩中の柴犬たちが座り込んだり寝そべったりする「拒否柴」姿。お父さんだけでなく、1歳になった今も毎日、ご家族全員をメロメロにし続けている可愛い麦くんですが、どうやら麦くんもついに、「拒否柴」の奥義を会得してしまったようです。
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