ドラえもん&ドラミちゃん兄妹の羊毛フェルト作品の写真がTwitterで投稿され、6万いいねを集めて大きな反響を呼びました。制作・投稿したのは、羊毛フェルト作家として活躍するヒナリさん(@hinalifelt)。今にも動き出しそうなほど本物そっくりでかわいい「羊毛フェルト猫」の作品が人気を集めています。今回のドラえもん兄妹のリアルなビジュアルに、リプライでは「うちの猫と顔つきが一緒(笑)」「かわいすぎる、販売してほしい!」「猫型ロボットだということを思い出させてくれた」「素敵すぎて爆笑」、と絶賛されました。
ドラえもん&ドラミちゃん作品の制作過程を、ヒナリさんに聞きました。
――作品のサイズ感と制作時間を教えてください。
羊毛ドラえもんは足元から頭のてっぺんまでが9.5センチです。羊毛ドラミちゃんも、リボンの高さを入れてほぼ同じサイズです。羊毛ドラえもんは2017年作で、3時間くらいで完成させました。今回制作したドラミちゃんは倍以上かかりました。ドラえもんに比べて本物の猫に近い色合いとなるため、かわいくデフォルメするのが難しかったです。ドラミちゃんは意思の強さと冷静さを表現してみました(笑)。
――企画・制作工程を教えてください。
2017年に「猫こけし」というシリーズを制作中の副産物として、ドラえもんを作りました。当時、SNSで大きな反響をいただき、ドラミちゃんも作ってほしいというリクエストをいただいていたのですが、今回少し時間ができたので、やっと作ることができました。ニードルという針で羊毛を少しずつ継ぎ足しては、チクチクと刺し固めて形を作っています。
――リプライでは、増産して販売してほしい、という声がたくさん寄せられていました。
ドラえもんというキャラクターは著作権で守られていますので、それをモチーフにして販売することはできません。あくまでファンアートという形で制作しています。見て楽しんでいただけたら嬉しいです。
――とてもかわいい羊毛フェルト猫の作品をメインに制作されていますが、実際に猫を飼っているのでしょうか?
実は猫と暮らしたことはありません。猫のちょっとした仕草や表情が好きで、地域にいる猫さんを観察しては触らせてもらっています。最近、幸せそうな地域猫さんがたくさんいる公園を見つけました。みんなのんびりくつろいでいて、そばにいるだけで幸せな気持ちになります。これからも時間をみては公園に足を運ぶつもりです。
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ヒナリさんのInstagram(@hinali_felt)やTwitter(@hinalifelt)アカウントでは、見ているだけで癒される羊毛フェルト猫作品がたくさん投稿されています。また、2022年4月1日に2冊目の著書となる「一緒にいたい! 羊毛フェルトのちび猫づくり」を出版されたヒナリさん。初心者の方が羊毛フェルトの子猫を作るためのノウハウが詰まっています。「うちの猫を作りたい!」という猫好きな方は、羊毛フェルトに挑戦してみてはいかがでしょうか。