「家事の分担割合」話し合う家庭のほうが、パートナーと仲が良い?スキンシップも多めの傾向

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結婚して何年経ってもパートナーとは仲良しでいたいものですが、仲の良い夫婦にはどんな秘訣があるのでしょうか。全国の既婚且つ同居している20~59歳の男女1000人を対象に「家事バランスに関する調査」を実施したところ、家事バランスについてパートナーと話し合っている家庭の方が、パートナーと仲が良い割合が高くなっていました。ハグなどのスキンシップの多さについても、同様の傾向が見られたそうです。

江崎グリコ株式会社が2022年3月に実施した調査です。

「家事バランス会議」とも言うような、パートナーと家事の分担について話し合うようなことをしているか聞いたところ、34.9%の人が「している」と回答。分担を話し合っている家庭の88.5%がパートナーと「仲が良い」と回答したのに対し、話し合っていない家庭は71.2%で、17.3ポイントの差があったといいます。

さらに、ハグなどのスキンシップの多さで比較しても、分担を話し合っている家庭は67.0%が「多い」と回答していた一方で、話し合っていない家庭は36.6%で、30.4ポイントの差がありました。

他にも、「パートナーともに健康的だと思う」「パートナーともに栄養バランスのとれた食生活を送っていると思う」「コロナ禍でパートナーとの助け合いが増えた」「コロナ禍でパートナーの大切さを改めて感じた」といった項目について、家事分担について話し合っている家庭のほうが、高いスコアになったといいます。

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なお、「負担が大きいと思う家事」を聞いたところ、ダントツで多かったのは「料理」(37.1%)でした。以下、「お風呂掃除」(14.4%)、「食器洗い・片付け」(14.0%)といった回答が続きました。また、「パートナーに任せたいけど任せられない家事」では、「料理」(25.3%)、「ゴミ出し」(16.7%)、「買い物」(15.3%)が上位に並びました。

パートナーに料理を任せられないと回答した253人に、その理由を聞いたところ、「料理が下手だから」(47.0%)、「時間がかかるから」(35.6%)、「栄養バランスが心配だから」(28.9%)といった回答が続きました。また、担当したくない家事については、「料理」と回答した人は全体の23.0%で1位でしたが、その理由は、「献立を考えるのが面倒だから」(51.3%)、「料理が下手だから」(49.1%)という結果だったそうです。

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