季節の変わり目は新しい服が欲しくなりますが、みなさんはどのくらいファッションにお金を使っているのでしょうか。そこで、全国のファッションに興味のある女性500人を対象に、「ファッションにかけるお金」について調査を実施したところ、ファッションに毎月かける金額でもっとも多かったのは「1000円〜3000円未満」でした。また、もっともお金をかけているのは、約半数の人が「衣服」と回答したそうです。
保険マンモス株式会社が2022年3月に実施した調査で、おもに31~40歳(41%)、20~30歳(29%)、41~50歳(21%)、51~60歳(7%)の人が回答しています。
「ファッションに毎月いくらかけていますか」と聞いたところ、もっとも多かった回答は「1000円〜3000円未満」(25%)でした。次いで、「3000円〜5000円未満」(21%)、「5000円~7000円未満」「7000円~1万円未満」(いずれも14%)、「1万円~2万円未満」(11%)といった回答が続きました。
また、「もっともお金をかけているのはなんですか」と聞いたところ、もっとも多かった回答は「衣服」(49%)でした。次いで、「ヘアサロン・ヘアケア用品」(21%)、「コスメ(メーキャップ化粧品)」(16%)、「バッグ」(5%)といった回答が続いたそうです。
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調査を行った同社は、「消費税が上げられてから消費はかなり落ち込んでいますが、食費とくらべるとどうにかなくてもやっていける洋服代。実際、使う金額も減っているようです。総務省の『家計消費状況調査年報(平成29年)』によると、2人以上の世帯で1カ月にかける洋服代は2013年には1946円でしたが、2017年には1380円まで減少しています」と説明。「2020年の家計調査では、コロナウイルスの影響もあり消費金額は2000年以来最大の落ち込みとなりました。在宅勤務が増えたことから、『おしゃれをする必要がない』と考えた人も多く、アパレル消費の減少に拍車をかけたようです」と述べています。