いつか私のクッキーで地元を盛り上げるんだ! 町職員の夢日記にネットが熱いエール「きっと叶うよ!」

中将 タカノリ 中将 タカノリ

「クソでかい夢で恥ずかしいんだけど···
わたしはお菓子屋さんなんて全然ない
人口約7000人の小さな田舎町に住んでいて
いつか『クッキーを作る人』になって
大好きなこの町を盛り上げるのが目標·····
どっかで言わないと自分、折れそうだから···」

クッキーを作る人になって町を盛り上げたいという女性の決意表明がSNS上で大きな注目を集めている。決意表明を投稿したゆいゆいさん(@yui_8_7)に話を聞いた。

ゆいゆいさんは現在22歳。独学でお菓子作りを始めてかれこれ10年ほどになるというが、投稿されたクッキーの画像は見る分にはプロが作ったものと違いがわからない。

そんなゆいゆいさんの投稿に対しSNSユーザー達からは

「とても美味しそうで可愛いクッキーに惹かれました🍪💖いつかその街に行って買いに行けたらいいなぁ🥰💕」
「がんばって!うちの地元にも丘の上の、ぽつんと一軒家みたいなお菓子屋さんがあります。母娘で丁寧なお仕事されてます。お昼にはほとんど売り切れちゃう人気店。田舎でないと体験できないことがあります。」
「わたしの地元でも、車でしか行けない山の畑の中(みたいな辺鄙なとこ)で、焼菓子屋さんをしている方がけっこういます!しかも大人気で、県外からもお客さんが来るほど!きっと叶いますよ!」

など数々の応援のコメントが寄せられている。

ゆいゆいさんにお話をうかがってみた。

ーーゆいゆいさんはこれまでどんなスタンスでお菓子作りに取り組んでこられたのでしょうか?

ゆいゆい:10年ほど独学でのんびりお菓子作りをしていましたが、友人や職場の方の「販売してほしい!」の声が後押しとなり、今年の1月から本気で頑張ろうと思いました。本当につい最近のことです。

ーー地元の町でクッキーを作りたいと思う理由をお聞かせください。

ゆいゆい:今住んでいるのは地元の隣町で就職してから住み始めました。厳密には地元ではないのですが、母親の出身地で、祖母をはじめとした親戚が住んでいてとても思い入れがあります。

現在わたしは町職員として勤務して5年目になりますが、町おこしの一環として自分のお菓子が生かせないかと考えるようになりました。現在は公務員で副業禁止のため店舗を持つのは難しいですが、将来は立場を変わってお菓子を作る人として活動したいと思っています。そしてオンラインやイベントでの出店を通して、小さな町ならではの人と人とのつながりを生かした販売ができるかもしれないと。

なによりこの町が本当に大好きなので、環境は厳しいですが絶対に留まってお菓子作りをしたいと思っています。

ーー今回の決意表明を投稿したきっかけをお聞かせください。

ゆいゆい:なにせ、目標があまりに大きすぎると感じたので、もしかしたら心が折れるかもしれないと思いました。なので続けるためにも投稿として残しておこうと。いわば日記のようなものでした。

ーー今回の反響への感想をお聞かせください。

ゆいゆい:日記の感覚で投稿したつもりがこんなに伸びてしまって驚きしかないです!そして恥ずかしい……(笑)。

ただ、思っていたよりもずっと、応援してくれる方がたくさんいて本当に嬉しいです。Instagramまで飛んでメッセージくれた方もたくさんいて、感謝しかありません。

◇ ◇

決意を胸に歩み出したゆいゆいさんの夢がかなうよう願いたい。

なおゆいゆいさんは日ごろTwitterやInstagramでクッキーをはじめさまざまな自作のお菓子を紹介している。いずれも見る者の目を喜ばせてくれる素晴らしい出来栄えなので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

ゆいゆいさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/yui_8_7
Instagramアカウント:http://Instagram.com/yui_8_7

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