きょう5日(土)とあす6日(日)は、日本付近には強い寒気が居座り、日本海側を中心に大雪になるでしょう。東海など太平洋側でも雪雲が流れ込み、平地でも雪が積もる恐れがあります。大雪により道路にも大きな影響を及ぼしそうです。
日本海側は立往生に警戒 太平洋側も積雪の恐れ
きょう5日(土)とあす6日(日)は、日本列島の上空約1500m付近にはマイナス9度以下の寒気が流れ込みます。これは平地でも大雪を降らせるほどの寒気で、日本海側は広く大雪になり、吹雪く所もあるでしょう。道路にも大きな影響を及ぼし、立往生の危険もあります。日本海側では、これまで何度か大雪になっているため、準備は万全だとは思いますが、お出かけ前に今一度、装備の確認と最新の情報のチェックをお願いします。また、雪の量が一気に増える可能性もあり、行くときは問題なく通れた道も、帰りは景色が一変している恐れがあります。帰る前にも最新の情報を確認して、場合によってはルートを変更するなどの対応が必要になります。
今回は寒気が強いため、太平洋側にも雪雲が流れ込む見込みです。特に東海(愛知県や三重県)の平地でも積雪の恐れがあります。装備が十分でない方や、雪道の運転に自身のない方は、予定の変更も検討した方がよさそうです。
雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を
もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。