激戦!ミネラルウオーター界で販売数量ダントツ!! サントリー天然水ブランドはなぜ人気!?

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こだわりのラベル

 近年、ミネラルウオーターが着実に売り上げを伸ばしている。販売数量はここ30年で約30倍に成長(日本ミネラルウォーター協会出典)。コンビ二でも、スーパーでも常に手に取りやすい位置にあり、毎日購入するという方も少なくないだろう。今や生活必需品となっているミネラルウオーター。その中でも、とりわけ人気が高い商品が「サントリー天然水プランド」である。数ある商品の中で、なぜ「サントリー天然水ブランド」が、選ばれるのか。その秘密を2回に渡って迫っていく。

 普段、ミネラルウオーターを購入する時、あなたはどのようにして選ぶだろう。価格か、見た目か、それとも、ブランド力か―。日本のミネラルウオーター界で圧倒的な支持を得ている「サントリー天然水」の魅力の一つが「雄大な自然」「清らかな飲み口」を思わせるパッケージだ。同商品の採水地は「南アルプス(山梨)」「奥大山(鳥取)」「阿蘇(熊本)」。そして一昨年より加わった「北アルプス(長野)」 を合わせた4水源からなる。 ラベルデザインは水源ごとに異なり、各水源の山々を育成に、その地に生産する鳥や花が描かれている。「水と生きる」をコーポレートメッセージとしているサントリーならではの、こだわりあふれるデザインだ。

 主なミネラルウオーターブランドの中でも「アサヒおいしい水」(83年発売)に次ぐロングセラー商品となっている「サントリー天然水」(91年発売)。人気の背景には、ロングセラーならではの安心・信頼感もさることながら、数々の企業努力も欠かせない。

最も大切な「水源」

 サントリーは同社の商品にとって最も大切な「水源」を守るために、日々さまざまな活動を行っている。天然水は、森に降った雨が土に溶け出し、ろ過されて、地層のミネラル分を含んだのちに工場で汲み上げられる。雨が降ってから、実に20年。ゆっくりと長い年月をかけ、地中の奥深くで大地に磨かれたものが、私たちの元へと届くのである。森林破壊が進み、各地で森の自然が奪われている中、サントリーは「地下水」の安全・安心と、サステナビリティ(持続可能性)を守るために『工場で汲み上げる地下水の2倍以上の水』を工場の水源涵養(※)(かんよう)エリアの森で育んでいる。(※涵養…森林が水資源を蓄え、はぐくみ、守っている動き)

天然水の森を設定

 「天然水」の生みの親である水源の森を守るために、サントリーが行っているのが「天然水の森」の森林保全活動。金国の工場の水源涵養エリアを「天然水の森」と設定し、地下水をはぐくむ力の大きい森を目指して森林整備をしていくものだ。

 03年に熊本県・阿蘇からはじまり、現在15都府県21カ所、約12,000㌶まで広がっている。この活動は、水源涵養機能の向上が大きな目的の1つ。そのために、最新技術を使い、レーザー測量や土壌調査など、地下深くまでの科学的な調査やナラ枯れ対策、獣害対策を行っている、

将来の水のために

 すべては、水がいつまでも安全で、おいしく、十分な量で次の世代にも受け継がれるように―。「サントリー天然水」は、ラベルデザインの清らかなイメージ、ロングセラーならではの信頼感に加え、水源涵養活動を重視し、自ら森を守りながら、50年後、100年後も水を提供できるよう、「水と生さる」企業としての努力を惜しまない。ブランドイメージだけでなく「水のサステナビリティ」を支えるこれらの活動が信頼され続けるブランドであるゆえんなのだ。

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