シャワーしか備え付けられていないニューヨークの浴室に、ビニール式のポータブルバスタブを導入して入浴を楽しむ日本人の投稿がSNS上で大きな注目を集めている。
「もはやネタのようですが、シャワーしかないニューヨークのお風呂に、このビニール式のポータブルバスタブを導入したところ、めちゃめちゃ機能するので感動しました…教えてくださった皆さまありがとうございました😭海外のバスタブ難民におすすめしたい…」
と件の投稿をしたのはヴィーガンメディア「ハッピーキヌア」代表でニューヨーク在住のSatoshi Onoderaさん(@satoshi_gfa18)。
海外では日本ほど浴槽が普及していないというが、Onoderaさんのお住まいでもバスタブのようなものはあるものの高さがなく、お湯をためても足湯くらいしかできないらしい。お風呂好きの日本人の心を刺激するこの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「アメリカと日本では入浴の考えが違いますからね
向こうはバスタブの中で体洗ってますし
のんびり温もるという感じがしませんし」
「私もマレーシアで使用しています。
お湯も熱くならないのでヒーターを使用しています。
ヒーター入れたまま湯加減みると感電しますが
入浴剤入れれば温泉気分を味わえます
お風呂好きの私にはなくてはならないものです」
「か か 肩まで浸かりたい〜っと常日頃思ってました。」
など数々のコメントが寄せられている。
Onoderaさんにお話をうかがってみた。
ーーポータブルバスタブの購入を決意されるまでの経緯をあらためてお聞かせください。
Onodera:連日気温がマイナスとなる冬のニューヨークで、日本人の心でもある「入浴」をしたいと思い、数週間前からネットで調べておりました。アマゾンで商品を見つけ、ツイートで過去に利用されていることがある方はいないか、と募ったところ、フランス在住の方が詳しく教えてくださり、購入を決意いたしました。
ーーニューヨークではバスタブが備え付けられていない住宅が多いのでしょうか?
Onodera:アメリカ全体で言える話ですが、ごく一部の高級住宅や高級ホテルをのぞくほとんどの物件がバスタブはあっても、足だけ浸せるほどの水位しか水を貯めることができず、シャワーのみの利用が一般的です。
ーーサイズ感、保温性などポータブルバスタブの使い心地についてあらためてご感想をお聞かせください。
Onodera:サイズ感はぴったりです。私は身長が183cmあるのですが、それでも肩まで浸かることができ、数年ぶりの入浴ができ最高でした。保温性はあまり意識しませんでしたが、大満足です。
ーーこれまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。
Onodera:想像以上に大きな反響があり驚きました。1月28日時点で8000人以上がリツイート、300万人以上の画面に再生されたようです。
私の実家が宮城県の銭湯であることもあり、銭湯民がバスタブ難民になっていることも話題として面白かったのかもしれません(笑)。
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Onoderaさんが導入したポータブルバスタブは「DAILYLIFE」というブランドのもので、Amazonでは約5000円で販売されていた。海外で不自由なお風呂ライフを送っているという方はぜひ参考にしていただきたい。
なお今回の話題を提供してくれたOnoderaさんは日ごろSNS上でニューヨークでの生活についてさまざまな気付きを発信をしている。特にYouTubeチャンネル「ニューヨークのSatoshi」はOnoderaさんが福山雅治さんのものまねをしながらニューヨークについて語るという独特のコンテンツ。ぜひ多くの方にご覧になっていただきたい。
Satoshi Onoderaさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/satoshi_gfa18
YouTubeチャンネル「ニューヨークのSatoshi」:https://youtube.com/channel/UCBRPS-ANu4Z-3BS6YO0I9vw
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ハッピーキヌア関連情報
公式サイト:https://happy-quinoa.com
ウェブショップ:https://store.happy-quinoa.com