「日本と思えない絶景が広がっていた」京都の雪景色が話題 理想の光が入るまで粘った撮影者に聞いた

渡辺 陽 渡辺 陽

「雪の京都に日本と思えない絶景が広がっていた」と、ツイッターに投稿したのはHiroaki Sekioka | 関岡 大晃さん(@hirography_321)。そこには野趣あふれる自然と寺院の雪景色が写っていました。関岡 さんは中国の寺院の雪景色のようだと思ったそうなのですが、リプ欄には、「素晴らしい作品ですが、日本としか思えない絶景です」という声も。いずれにせよ雪景色の美しさに国内外から称賛のリプがたくさん寄せられました。撮影に苦労した点などを投稿者に聞きました。

「構図素敵です。冬らしさがあふれ出ていますね…」
「おぉー!!これは最高の雪景色ですね。光の表現の仕方も素敵すぎます」
「光が素晴らしい!」
「矢も盾もたまらずiPad の壁紙にさせていただきました」
「美しい古都の冬景色ですね」
「きれいだな。すごく気に入ってます。京都の雪景色」
「京都ですがこんなスポット知らなかったです。惚れ惚れしました」

投稿者に撮影した時の話を聞きました。

ーーこの写真はどちらで撮影されたのでしょうか。

「京都府宮津市にある成相寺で撮影しました」

ーー柔らかい日差しが印象的です。晴れていたのでしょうか。

「いえ、曇り時々雪でしたが、雲の間に日が差した一瞬を撮影しました。青空も素敵ですが、曇り空から差し込む光が好きなのでいい日でした」

ーー完成された日本庭園というより、自然がずいぶん残っているようですが、それも含めて一体となったダイナミックな美しさが、いわゆる京都とは違いますよね。

「そうですね。京都といっても北部で山奥にあり、完成されたというよりところどころ手入れが入っている程度で、美しく感じられました」

ーー撮影で工夫したり苦労されたりしたことがあれば教えてください。

「光の当たり方を意識して撮影、現像しているので、左から塔にかけて続く光の道と、雲の切れ間から出る優しい光に注目して見てもらえると嬉しいです。この日は雪が降ったので、仕事が終わってから寝ずに撮影に向かいました。帰り道、途中で体調が悪くなって吐きそうになりました(笑)寒い中、撮りたい構図で理想の光が入るまで待つのはなかなか大変でした」

◇ ◇

一枚の写真を撮るのにも大変なご苦労があったのですね。投稿者さんは星空の写真を撮ることが多いそうですが、他にもいくつか絶景の写真を提供してもらいました。

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