「雪の鶴ヶ城。白と黒の世界だった」とツイートしたのは、写真家のyasufumiさん(@yasufumi_photo)。そこには、真っ白の雪が降り積もった福島県会津若松市のシンボルである鶴ヶ城が写っていました。
瓦屋根の縁だけ黒く残っていて、雪の白とのコントラストが際立っています。14.4万件ものいいねを獲得した写真に、「真っ白な鶴ヶ城きれいですね!地元の人ですが、ここまできれいなのは見たことがないです!」、「モノクロの世界…カッコイイ」など、賞賛のリプライが国内外から続々と寄せられました。
「大好きな地元のお城、鶴ヶ城の素敵な写真ありがとうございます。春になってライトアップされるとまた違う顔を見せてくれますし、四季折々楽しめて本当に良いお城です」
「とっても素敵ですね。日本の四季折々は素晴らしい」
「以前、私も冬場に会津に行き、雪の鶴ヶ城を見て感動しました。雪が似合うお城ですよねー」
「おばあちゃんの家の近く!最近行けてないのでめちゃ嬉しいです‼︎ありがとうございます」
「綺麗にお化粧してて白無垢を着ているようですね!雪の季節の会津にはまだ行ったことがないので、いつか冬に訪れてみたいです」
「すべての雑多なものが削ぎ落とされるような世界。美しい」
撮影者のyasufumiさんに、雪の鶴ヶ城の魅力ついて話を聞きました。
ーー各地の雪景色を撮られているようですが、今回、鶴ヶ城を選ばれたのはなぜですか。
「雪の鶴ヶ城を一度見たくて、会津若松から山形へ旅することを決めました」
ーー堀に積み上げられた石まで雪で真っ白になっていて、でも、瓦屋根の縁の部分だけはきれいに黒く残っています。
「石垣まで雪で白かったです、瓦の縁だけが黒く残っておりコントラストがきれいで撮影しました。積雪は80cmくらいだったと思います」
ーー空まで真っ白ですが、撮影するには狙い通りでしたか。
「思った通りの状態でまさに理想的な状況でした、ただ『天守閣』と書かれた立て札を消すかどうか悩みましたが見たままの姿の方が良いと判断しました」
ーー下の並木は桜でしょうか。幹の色や枝ぶりがいい味わいを醸し出していると思うのですが、鶴ヶ城の魅力について教えてください。
「下の木は桜です、春も綺麗な姿を見せてくれそうです。鶴ヶ城は初めて行きましたが、とても美しいお城で季節ごとにその姿を変えて魅せてくれそうです」
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四季折々違う顔を見せてくれるという鶴ヶ城。春には薄紅色にライトアップされるそうです。一度は足を運んでみたいところですね。