よく見たら…猫が!「最初からこんな絵ですみたいな馴染み方」 浮世絵の爪とぎに「溶け込んでますね」

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

「まるで最初からこんな絵ですみたいな馴染み方」とつぶやき、1枚の写真をツイッターに投稿した、橘 五瓜@猫垢さん(@izuka1159)。そこに写っていたのは、葛飾北斎の絵画をモチーフにした爪研ぎ…に、まるで最初からそこに描かれていたみたいに馴染んでいる、猫ちゃんの姿!

「絵になりますね」「刺繍かな?と」「こういう絵画なのかと思いました」と、感嘆のリプライが殺到した猫ちゃんの姿について、飼い主さんに聞きました。

よく見たらニャンコいるじゃん!

「一体化してる(笑)」
「サーフィンしてるみたい」
「最初、なんのことか分からなかった。よく見たらニャンコいるじゃん」
「ねこちゃんの毛色がいいのかな。絵のトーンと合ってて溶け込んでる」

「どこの美術館に行けば見れますか!?」など、その芸術的な馴染み方に絶賛のリプライが殺到した猫ちゃんは、橘 五瓜@猫垢さんの愛猫、こつぶちゃん。4歳になるマンチカンの女の子です。

そして、「こんな良い感じの爪研ぎあるんスカ!?すげー」「北斎先生ならこういうの描きそうなイメージがある」という声も寄せられていた爪研ぎは、フェリシモ「猫部」の商品『神奈川沖浪裏爪研ぎ』なのだそうです。

フェリシモ「猫部」の公式アカウントからもリプライが届くなど、大いに話題を呼んだこつぶちゃんの馴染み具合について、橘 五瓜@猫垢さんにお話を伺いました。

ーーこちらの爪研ぎは「冬のボーナス」で購入されたのだそうですね。

「はい。少し前から目をつけていて、お金が入ったときについ買っちゃいました(笑)。この爪研ぎと、あと固定ツイートにある『タルトクッション』はフェリシモさんで購入した物です。『カリカリーナ』もあるのですが、それは友達からのプレゼントです」

ーーこつぶちゃんだけでなく、『神奈川沖浪裏爪研ぎ』は同居猫のまめ太郎くんもお気に入りなのだとか。今回の、「最初からこんな絵です」みたいな馴染み方をしていたこつぶちゃんの姿を撮影されたのは、どんなタイミングだったのですか?

「爪を研いでるところを撮影していたのですが、そのまま爪研ぎに乗ってこの座り方になったので撮った、という流れです。普段は内側…波の方を向いて寝ていることが多いのですが、このときはたまたま外側を向いて座っていました」

ーー爪研ぎ後の奇跡の一瞬だったのですね!普段のこつぶちゃんはどんな猫ちゃんですか?

「こつぶは少しつれないところがあるのですが、甘えたいときや遊びたいときは、積極的に鳴いてアピールしてくれるところが可愛いです。あと、気が強いわりにビビリなところも可愛いですね」

ーー同居猫のマンチカンのまめ太郎くんは…?

「まめ太郎は普段から甘えん坊で、特に私の部屋が大好きで、部屋に入ると尻尾の付け根を膨らませて、スリスリゴロゴロと喜んでくれるのが可愛いです。普段はあまり鳴かないので、たまに鳴いたりするとビックリします。こつぶはおしゃべりさんで、まめ太郎は逆に無口なので、それぞれが正反対なところも面白いです」

ーー今後購入してみたいなと思う猫ちゃんグッズはありますか?

「今は、カリカリーナさんの【カリカリーナZOOシリーズ】の『猫ちぐら』、フェリシモさんの『あんみつにゃんこクッション』が気になっています」

◇ ◇

超人的な画力と表現力を持ち、国内外のアートシーンに多大な影響を与え続けている葛飾北斎ですが、80歳を過ぎた頃「猫1匹さえまともに描けない」と涙を流して娘に語ったという逸話が残されています。

もし北斎がこつぶちゃんの「まるで最初からこんな絵ですみたいな馴染み方」を見たら…絵画の歴史が変わっていたかもしれないですね。

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