日々働いていて、「ああ、時間のムダだなあ…」と思う会議や打ち合わせってありませんか? ワークスペース「Huddler」を運営する「monomode」が2021年12月に、全国の20~50代の会社員216人に聞いた調査によると、会議や打ち合わせについて「改善の必要がある」と感じている人は7割以上いることが分かりました。
改善が必要と感じている人の内訳は、「必要と感じているが、行動できていない」が45.93%と圧倒的に多く、次いで「必要と感じ、計画・行動し始めている」が18.52%、「早急に改善が必要と感じ、すでに実行している」が12.59%と続きました。一方で、「特に感じていない、現状行動するつもりはない」は22.96%でした。大多数のビジネスパーソンが何かしら改善すべきと感じているのが分かります。
次に「会議・打ち合わせ」で「ムダ」と感じることについて聞いたところ、最も多かったのは「時間が長い、終了時間が決まっていない」(51.85%)、次いで「目的が不明瞭、開催する必要のない会議が多い」(42.96%)、「人数が多い、適正な人数ではない」(23.7%)、「会議の進行が緩い、司会が決まっていない」(21.48%)という回答でした。
また、「会議・打ち合わせ」に関する情報のやりとりで、「課題」を感じることを聞いたところ、「事前の議事(アジェンダ)の共有がない」(21.15%)という意見が最多に。「決定事項・ルールを確認できる場所がない」(20.19%)、「会議後の議事録の共有がない」「データ(資料等)を集約する場所やツールの管理が属人化している」(ともに17.31%)という指摘もありました。