「いや二度見したわ」 バズった車の驚く仕掛け「前方注意!」「技術力の宣伝にもなってる」

太田 真弓 太田 真弓

「いや二度見したわ」とHI@GR86納車待ちさん(@HI_GR86)が投稿したツイートの写真に掲載されていたのは、看板が後方ガラスから飛び出しているような写真。実は、こちら人間の目の錯覚を利用して立体的に見せるトリックアートを活かした車だったのです。

「すげーなこれ」
「思わず写真撮ろうとしたら2次元コードを読みこんでしまうというトリック」
「ちゃんと技術力の宣伝にもなってるの好き」
「同じく二度見しました」「ミラーもアート!?なのにビックリです!!」
「ものすごい自然な仕上がり」
「本気で刺さってるのか?とよくよくみたらトリックアートって書いてある」
などリプ欄も驚きの声で溢れています。こちらの写真を投稿したHI@GR86納車待ちさんにお話を聞いてみました。

―私も二度見せずにはいられませんでした!どのような経緯で撮影されたのですか?

一人で高校からの帰り道でした。道のすぐ脇の駐車場に停まっていたのを目撃した感じです。マジで事故りかけました…。自転車で走っていて見かけて、二度見→すぐには止まれずちょっと通り過ぎて自転車を押して戻る→「事故か何かか!?」と思い通報するか迷いながら近づく→じっくり5秒ほど見てようやくトリックアートだと気付きました。出来のすごさに驚いて思わず写真を撮りました。

―自転車で再度戻られるほどびっくりされたんですね!どこをご覧になってトリックアートだと確信できましたか?

ウィンドウとボディの境目の線です。

―このトリックアート全体で「すごいなぁ」と感じられた箇所があれば教えてください。

トリックアートで惹きつけてLINEの2次元コードで詳細はアクセスしてね!ってところです。上手な広告ですよね。ガラスの向こう側に突き刺さった看板がうっすら見えているところなどは芸が細かいなと感心しました。また後ろのミラーもリアルさを出すため看板と同じくイラストとなっているところなどもすごいなと感じました。

―例えば運転中にこの車が前を走り始めたらどんなリアクションを取ってしまいそうですか?

最初はとても驚いてしまいそうですが気付いたらやっぱり止まった時などに写真を撮ってしまうかなと思います

―今回のツイートがかなり大きな反響を呼んでいますが。

これはすごいなと思って投稿しましたがまさかこれほどまでに伸びるとは思ってもおらず正直自分が驚いています。「広告として目立てる上に技術力も示せてこれほどピッタリな広告もない」といった内容や「バズる看板なら!と書いてあるが本当にバズっててすごい」といったリプライが印象に残っています。

―こちらのトラックを所有されておられる株式会社ORESに何かメッセージがあればお願いいたします。

素晴らしい技術に感動しました!これからも多くの人をあっと言わせるようなアイデアがORESさんから生まれてくるのを楽しみにしています!

トリックアート車の所有者にも聞いてみた

また、こちらのトラックを所有されておられる大阪府寝屋川市の株式会社ORESの“バズる看板専門家”福元しんじさんにもお話を聞いてみることに。

―今回、HIさんの投稿がかなり大きな反響を呼んでいます。

バズる看板というキャッチフレーズで活動しているので、この上ない良い実績になり喜んでおります!バズる看板の効果の実証を続け、クライアント様により良い価値を提供できればと思います!

―こちらのトリックアートデザインはどなたが?

トリックアートはデザイナーと組んで手掛けております。弊社自体は私一人で運営しており、普通の看板は私自身が手がけております。

―どういった経緯で製作されたのでしょうか?

社用車のハイエースを「おもしろくして目立たせたい」という思いから、デザイナーと相談しトリックアートを入れることを決めました。

―LINEの2次元コードも狙ってデザインされたのでしょうか?

はい!その通りです!と言いたいところですが、作って撮ろうとしてみて「この距離でこの大きさの2次元コード読むんだ!」と初めて気づきました(笑)。

―運転中の後続車の反応なども考えたりしましたか?

はい。飛び出して見えるのでどんな反応をしてもらえるかワクワクしておりました。「あ!すごい!」となって車内のコミュニケーションのきっかけになって、明るく、楽しくなってくれると嬉しい→そこから受注に繋がればさらに嬉しいと考えていました。

―後方の視界は大丈夫なのでしょうか?車検は通るのでしょうか?もちろんOKだから公道を走行できるとは思うのですが…

後方の視界はガラスの部分は閉ざされるのでバックカメラ推奨です。車検はリアなので問題なく通ります。

―トリックアートをデザインする際にこころがけていることあれば教えてください。

「バズる看板」というキャッチコピーで看板・店構え全体のプロデュース・制作設置を手掛けているため、まず目立って新規のお客様を店前まで呼び込むことです。フォトスポットになりSNSで拡散されたり、地域のランドマークになり、待ち合わせ場所になれば…というところも視野に入れて考えます。

業種に合った目立たせ方で「店構えを365日24時間集客し続ける営業マン」に仕上げるようにいたします。看板・店構えはお店の顔であり、集客ツールでもあり、マーケティングの一環です。私自身もSNSや広告などのWEBマーケティングを学び、実践し続けており、バズる看板の効果を高められるように進化しております。

◇    ◇

まさに、福元さんが狙っていた通りの宣伝効果が発揮されている模様です。ドライバーのみなさん、こちらの車をお見かけの際はくれぐれも前方には気をつけて運転をお願いします。

■株式会社ORES Instagram https://t.co/SDb3HE7dMf

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース