30年を経て車体番号が連番のサニトラがばったり ネットは奇跡を祝福「生き別れの兄弟が再会」「工場以来やな」

竹内 章 竹内 章

クルマ好きに愛される日産・サニートラック、略してサニトラ。待ち合わせて現れた初対面の相手が同じ平成3年式のサニトラオーナーで、しかも車体番号が続きだったという奇跡がTwitterで注目されています。最新の国内自動車保有数は8249万3534台(2021年10月末)。工場出荷後、30年の時を経た邂逅のドラマに「生き別れた兄弟が再会したかのよう」「荒れた時代にこんな感動物語が…」と、ユーザーが驚きと感動のコメントを寄せています。いい話だ…。

「相手もサニトラで来たんだけど、ふとお互いの車体番号見合わせたら連番という奇跡が起きたw」と日産サニートラック(@oneweekfriends8)さんが投稿した3枚の画像。夜の駐車場にサニトラが並んでおり、それだけでも珍しいシーンですが、それぞれの車体番号が何と連番!。

ほっこり&奇跡の出来事を伝える投稿には3万近いいいねがつき、「なんか素敵」「よぉー工場以来なぁwww」「ほんまにすごい。2台ずーっと走れますように」「もう付き合っちゃえ、っていう位、運命感じますね」など、みなさんサニトラ兄弟の再会を祝福しています。

高校生のころからお金をため、2019年11月からサニトラ(平成3年式、R-GB122、二代目の後期型)に乗っているという投稿主さんに聞きました。 

ー再会のきっかけは

「ヤフオクのやり取りをしていると、相手の方が新宿在住で、お互いの家が近いため東京都内のコンビニの駐車場で待ち合わせをしました。クーラーの取り付けについて雑談をしているとき、たまたま番号が目について確認したら連番でした。ただただ奇跡だと驚きました。」

ー兄弟ですが、顔つきが微妙に違います

「自分のサニトラはヘッドランプ周りが丸目のサニトラから移植されています。またバイク用のミラーになっています。相手のサニトラも純正ではなく社外の別のミラーに交換されています。30年前の旧車を維持していくのは大変なので、相手の方とは部品の調達の苦労話で盛り上がりました。」

シルビアにも勝利  

「自分で色々いじれるところとテクニックさえ有れば車重の軽さを武器にサーキットのコーナーでスポーツカーも追い抜けるところです」と日産サニートラックさん。雨の茂原ツインサーキット(千葉県茂原市)の走行会では、S14シルビアなどにも勝つなど、走り好きにも応えてくれるのがサニトラの魅力といえそうです。

なお投稿主のお父さんもサニトラ(昭和61年式L-GB122中期型)オーナーで、「他の車は楽しくないから」が乗り続ける理由とのことです。サニトラ、いろんな人に愛されてるなあ。

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