「僕は悪くない」と逆ギレされて 絶対謝らない教頭先生…あの書類どうなりましたか?と聞いただけなのに

長岡 杏果 長岡 杏果

みなさんの周りにも、話が通じなかったり、平気で嘘をついたりする困った先生はいませんか? 「先生が感情的になり冷静な話し合いができなかった」「先生とのやりとりがストレスになり体調を壊した」という保護者の話も耳にします。ミホさん(30代・フリーランス)も最近先生に“逆ギレ”され困惑した一人です。

――トラブルになった先生はどのような方ですか。

今年の春に新しく異動してきた教頭先生なのですが、言い訳や自己保身、すぐにムスッとする人という印象がありました。

お迎えなどで教頭先生と顔を合わせると、保護者や生徒の悪口や愚痴を平気で言うので話を聞いていてとても不快に感じました。差別的な発言や人を見下す発言も多かったです。

以前までいらした教頭先生は誠実で、困ったことがあると親身になって対応してくださったので、保護者や生徒からも絶大な信頼を得ていました。ですので以前の先生との差があまりにも大きくて戸惑ってしまいます。

――教頭先生から“逆ギレ”されたそうですが…。

個人情報を書いた大切な書類を夫が教頭先生に手渡したのですが、一向に書類に関する連絡がなく、おかしいなと思い学校に問い合わせをしました。

「終業式の日に手渡した書類の件ですがどうなりましたか?」と尋ねたのですが、教頭先生は頭ごなしに「僕は書類なんか預かっていない!書類なんか知らん!旦那さんが嘘付いてるんじゃないですか」と声を荒げ、さらには「もらってないものはもらっていない」「知らんもんは知らん」と逆ギレしはじめました。

さすがに私もカチンときてしまい「なぜ一言すみませんと言えないんですか?」と言いましたが、「僕は悪くない!なんで悪くないのに謝らなだめなんですか!」「今後僕は一切対応しませんから。他の人に対応してもらったらどうですか」と。

私はたった一言「すみません、確認します」と言ってもらえたらそれでよかったんです。人間なので誰だって間違いもあるでしょうし、間違いを責めるつもりもありません。

しかし教頭先生は終始「僕は悪くない」の一点張りで子どものようでした。自己保身に走り感情的になり、全く話にならなかったので人として教師としていかがなものかと思いました。

しかもその翌日、仕事中の夫の携帯電話に教頭先生から着信があり、謝罪の話かと思ったのですが「僕は悪くない!」「書類なんかもらってない」「僕は本当に知らない」と一方的にまくしたてたそうです。夫もわざわざそんなことを言うために電話をかけてきたのかと呆れ果てていました。

夫が書類を手渡したその日に確認もしていますが、「間違いなく教頭先生に手渡した」と言っていました。娘も「パパが教頭先生に渡してるところ見たよ」と言っていたので、きちんと教頭先生には手渡ししているんですよね。

そういえば以前にも似たようなことがあり、担任の先生が教頭先生に預けた書類がこちらに手渡されることがなく、その時はその旨を担任の先生に伝えると、慌てて書類を用意してくれました。責任感が欠如しているからなのか、それとも故意なのかはわかりませんが、あまりに教頭先生が人から預かった物を紛失したり忘れてしまったりするため、今では教頭先生に書類を渡さないようにしています。

   ◇   ◇

すぐにモンスターペアレンツ扱いをされるご時世ですが、今回のように教師と信頼関係が築けておらず、トラブルがあった場合は、「証拠」を残して身を守ることも大切かもしれません。友人の中には学校と「言った言わないのトラブル」を避けるため、ボイスレコーダーを持っていっている人もいます。大切な書類であれば、受領証をもらうことで、受け取った、受け取っていないといった問題を避けられるかもしれません。

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