みなさんは家庭のパートナーにどのくらい「ありがとう」と言っていますか? ジブラルタ生命保険株式会社が、20歳~69歳の既婚(事実婚含む)男女2000名(男性1000名、女性1000名)に調査したところ、平均は1日あたり3.2回だったそうです。ちなみに最も回数が多かった地域は「北陸・甲信越」で、4.1回だったそうです。
同社が2021年11月に行った「家族愛に関する調査2021」の中で聞きました。「配偶者・パートナーに1日で何回くらい「ありがとう」と言っているか」については、「1回」(27.4%)や「3回」(15.2%)、「5回」(15.9%)に多くの回答が集まりました。なお、平均は3.2回でしたが、「0回」も16.1%いたそうです。
1日に「ありがとう」と言っている平均回数を地域別にみると、北陸・甲信越(4.1回)が最も多くなり、関東(3.4回)、九州・沖縄(3.1回)が続きました。
また、配偶者・パートナーから1日で何回くらい「ありがとう」と言われているか聞いたところ、「1回」(29.0%)や「3回」(13.2%)などに回答が集まり、平均は2.6回だったそうです。なお、「0回」は24.0%だったそうです。
1日に「ありがとう」と言われている回数の平均を地域別にみると、北陸・甲信越(3.1回)が最も多くなり、関東(2.8回)、東海と九州・沖縄(いずれも2.7回)が続いたそうです。
調査結果について同社は「平均回数を並べてみると、“言っている回数”は3.2回となったのに対し、“言われている回数”は2.6回、両者でギャップがみられました。感謝の言葉を口にしているつもりでも、言われた側はそう感じていないケースがあるのではないでしょうか」と説明しています。
また、配偶者・パートナーに伝えたいけれど、なかなか言えないセリフを聞いたところ、「愛してる」(29.7%)が最も多くなり、「ありがとう」(27.3%)、「好きだよ」(22.8%)、「お疲れさま」(15.9%)、「いつでも味方だよ」(15.8%)といった言葉が続きました。男女別にみると、男性では「ありがとう」が33.3%、「好きだよ」が28.1%と、女性(21.3%、17.4%)と比べて10ポイント以上高くなったといいます。
調査した同社は「愛する気持ちや感謝の気持ち、労りの気持ちなどを口にすることに照れがあると感じる人は多いようです」と述べています。