お正月の楽しみのひとつであるおせち料理。最近では、料亭や人気店の逸品をお取り寄せする人も多い。そこで今度のお正月は、愛犬のためにおせちのお取り寄せというのはいかがだろうか。
この冬、フレンチのシェフとペット栄養管理士が初めてタッグを組み、ワンちゃんのために作ったというおせちが人気を集めている。それが、二段重に18種類ものメニューを詰めた愛犬のための逸品、「フレンチわんちゃんおせち」だ。
世界に2つとないおせち
二段のお重に並ぶのは、牛タンとパプリカのソテー、和牛赤身肉のローストビーフと豆苗のおひたし、さらにイチゴソースのオーガニック豆乳プリンといった全18品。こだわりの食材は50種近くあり、和牛や鹿肉、馬肉、真鴨という肉類に、マグロやサーモン、サバなどの魚、もちろんブロッコリーやキャベツといった野菜などを使っている。もちろん一品ずつ手作りで、犬の好む味に仕上げたという。またおいしさだけでなく、「愛犬の健康を第一に」と考えて食材の組み合わせにもこだわるなど、「犬ファースト」の思いが隅々まで行き届いている。
人間のおせち顔負けの豪華な「フレンチわんちゃんおせち」を手掛けたのは、フレンチシェフの斎藤武文さん。ワンちゃんをこよなく愛する斎藤シェフは、国内外の有名レストランやホテルでフランス料理に従事した経験を持つ。そこにペット栄養管理士の金城みずほさんが、ワンちゃんを栄養面からバックアップ。2人の共同開発で、飼い主すらも羨むレベルのおせちが完成した。
「ワンちゃんに集中したい」の心意気にホレた
愛犬のためのおせちの制作を呼び掛けたのは、京都でペット用羽毛布団を手がける木村祥和さん。金城さんがそんな木村さんに紹介されたのが、斎藤シェフだった。「そのときは、まさかパリの二つ星レストランや国内の有名ホテルで働いていた凄腕シェフだなんて知らなかった」と金城さんは苦笑する。
最初は飼い主とワンちゃんに向けたおせち制作の予定だった。しかし「やはりワンちゃんだけに集中させてほしい」という斎藤シェフからの申し出に、木村さんはシェフの愛情の深さに感動し、快諾したという。
「ペットは家族の一員です」という木村さん。「愛犬への日頃の感謝をおせちにして、みんなで健やかに楽しく新年を迎えてもらいたい」と語る。
申し込みは下記HPから。予約受付は24日(金)まで。
フレンチわんちゃんおせち二段重 (無添加・無着色・保存料なし)
販売価格:22,000円
http://kimurakyoto.net/?menu=french_wanchanosechi