段ボール箱に入った猫ちゃん「え、クッション!?」肉球までリアルで、たまらん!

沢田 眉香子 沢田 眉香子

手芸向けからプロ仕様まで、幅広い布地を扱う手芸好きの殿堂「ノムラテーラー四条店」(京都市中京区)のブログに、「店内に、段ボールに入った猫」の写真が。

 

超リアルな猫プリント生地でした

よくみると、これが同店で販売する、超リアルな猫プリント生地(シーチングインクジェットプリント)で作ったクッション。三毛、アメリカンショートヘア風のキジトラ、ベンガルの3種。表情もいろいろで、鳴き声が聞こえてきそうな可愛さじゃないですか。これはもう、秒で「保護」でしょう!

さっそく駆けつけると、あれ〜猫ちゃんの箱がない?すでに保護済み…ではなく、3種のうち三毛の生地が売り切れたため、残りの2種類の猫クッションは吊られてディスプレイされていました。販売促進部の西山さんに抱っこしていただくと、うーん、やはりたまらんリアル。

西山さんによると、「このリアル猫生地は8月に入荷して以来、インスタなどに取り上げられられて、何度か入荷して、そのたびにすぐに売り切れて…」とのこと。ノムラテーラーのブログでは、猫クッションの型紙を配布しており、生地をカットして簡単に立体的な猫ちゃんが完成。猫好き&手芸好きの心をかきたてるこのサービスも、人気に拍車をかけた。

隅から隅まで、もふもふ感がリアルなプリントのこの生地は、コットン製で1m1500円。「いまの在庫がなくなったら、今後、入荷はありません」とのことなので、お正月に「うちの子」づくりにいそしみたい方は、急いで購入を! 生地はオンラインショッピングで10センチから購入できるが、ぬいぐるみを作るためには70センチ以上の購入がおすすめ。ベッドカバーや服を縫っても、絶対面白い。

肉、パン、フルーツ…スーパーリアルなプリント生地がたくさん

ところで、店内には、猫以外にも、超リアルな面白柄の生地がいっぱい。お肉、パン、おにぎりにフルーツ‥‥。知らない間に布地は、手芸の素材から、それ自体がスーパーリアルなアートという時代に突入していた。その完成度を鑑賞してみよう。

店内にはひっきりなしに生地を探すお客さんが来店。皆さんの品定め目線は、かなり熱い。最近、手芸、ソーイングが静かなブームという噂はどうやら本当だ。「コロナ禍でマスクを手作りすることをきっかけに、ソーイングの楽しさに目覚めた、という方も増えた印象です。エコバッグの普及で、人と違うユニークなエコバッグを自作してみたいという人にも、ユニークなプリントの生地は注目されています」。

みんなが持つエコバッグだが、面白柄、リアル柄を選んで自分だけのバッグを手作りすれば、確かに差がつく。

このほか、面白布地の新ネタは、ブログでも次々にリリースされる。支店の「ノムラテーラーハウス(寺町店)」では、ソーイングワークショップなども行っているから、手芸入門者もお気軽に!

【ノムラテーラー四条店】
京都市下京区四条通麩屋町東入ル奈良物町362
■オンラインショップ:https://www.nomura-tailor.co.jp/

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