18時までに会社をでて帰宅して、ごはん食べて20時にはお風呂に入る…「ごく普通の生活」の尊さが話題

中将 タカノリ 中将 タカノリ

長引く経済の不振を反映してか、年々進む社会の競争化…自己実現のため、生活を守るため、仕事仕事でプライベートがおざなりになっている人は多いのではないだろうか。

そんな中、SNS上ではゆとりある"ごく普通の生活"の尊さについて述べた投稿が大きな注目を集めている。

「わかったの。年収が10倍になっても、時給で働いても、やっぱ18時までに会社をでて帰宅して、ごはん食べて20時にはお風呂に入る生活が結局はいちばん幸せだなって。夜は自分のために時間をつかって、映画見たり顔パックでお肌メンテナンスとか、足をマッサージしたり雑誌読んだり。ごく普通の生活が一番」

と語るのは水着、ヨガウェア等のデザイナーとして活躍する「激カラムーチョちゃん」(@aqua_blanca)。

SNSユーザー達から

「素敵な時間の使い方✨ くだらない効率厨だから、そういう使い方を学んでいかなきゃ」
「私も看護師で夜勤をしていた時、夜ちゃんと寝られる生活がしたいと感じて夜勤やめました。そこから体調もメンタルも健康になった気がします」
「忙しくしてると本当それ思う。。平日スキンケアの時間がちゃんと取れてて、日曜日の夜にちびまるこちゃんを見れるかどうかで幸福度が変わる…」
「なんでもないようなことが、幸せだと思う」
「なんでもない夜のこと、2度とは戻れない夜」

など数々の共感のコメントが寄せられる激カラムーチョちゃんの投稿。

激カラムーチョちゃんにお話をうかがってみた。

――「ごく普通の生活が一番」と気付かれたきっかけをお聞かせください。

激カラムーチョちゃん:必死に時給で働いていた20代、稼げるのは限られた金額で朝から夜まで仕事でした。貧乏だった子どもの頃のトラウマで、とにかく稼ぎたい思いが強かったのです。

ところが31歳で起業するチャンスがあり自分で仕事を始めたところ、自分の時間もかなり自由になりました。でも頑張れば頑張るだけ結果が残るので、いつの間にか面白くなって朝から夜まで仕事をする日々に戻ってしまったのです。ある時ふと気付けば、友達からの誘いも減り、女子の楽しみのネイルやマツエク、美容院もおざなりになっていました。その瞬間に「自分がやばい」って思ったんです。

それから数年があっという間に経ってしまい、気付けばアラフォーと呼ばれる年齢になってしまいました。結婚も子供も諦められず、かといって仕事も放棄できません。どうしても仕事優先になってしまうんです。結局、選ぶのは自分。思い切って仕事を減らし、夜は自分の為に使うことを決意した時、今の夫に巡り合いました。

そんな経緯から、自分を大切にしてこそ本当のチャンスや願いはやってくるのだと思ったんです。

――ゆとりある生活を保つために心がけていることがあればお聞かせください

激カラムーチョちゃん:定期的に旅行やリフレッシュを入れることです。私はスパやエステで自分メンテの時間を大事にしています。心の余裕を無くさないためにも継続しています。

――これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください

激カラムーチョちゃん:99.9%が共感でした。それだけ同じように感じている人が多いんだなと驚いています。

   ◇   ◇

没頭できる仕事を持てることは幸せに違いないが、やはり人間はプライベートの充実もあってこそ精神的なバランスが取れる生き物。プライベートが充実すれば結果的に仕事にも長く取り組むことができるだろう。現在の生活に疲れを感じている方はぜひ激カラムーチョちゃんの発信を参考にされたい。

【激カラムーチョちゃん関連情報】
▽Twitterアカウント
https://twitter.com/aqua_blanca

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