エサを追っているうちに…シャンプー嫌いの猫ちゃんにしかけられた"古典的な罠"が話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

「シャンプーの雰囲気を察知して逃げるねこに古典的な罠をご用意しました」

シャンプー嫌いの猫ちゃんにしかけられた"古典的な罠"がSNS上で大きな注目を集めている。この罠をしかけ、猫ちゃんが引っかかるまでの一部始終を紹介したのは飼い主のさん(@chinbrick)。

お風呂に続く廊下に一定間隔に置かれたエサを追いながら、いつの間にか退路を断たれてしまった猫ちゃん。期待通り過ぎるこの展開に、SNSユーザー達からは

「ヘンゼルとグレーテル作戦」
「最初の一口の後に葛藤してたと思う。この先に行くべきか行かないべきか」
「これ昔うちのイッヌにもやったことある(笑) 最後の足踏み出す時にふと気づいて全力で逃げようとしたから爆笑しながら取り押さえた(笑)」

など数々の絶賛のコメントが寄せられている。

森さんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):この猫ちゃんのプロフィールをお聞かせください。

森:マオという8歳のオスで、おっとり優しい性格です。大柄な体格(5キロ)で、ご飯大好き食いしん坊。名前はマオですが「さん」を付けないと名前と認識してくれない健康優良不良中年です。小心者ですがツメやキバをたてたりしない優しい子です。

中将:罠をしかけるにいたった経緯をお聞かせください。

森:いつもは人間がシャンプーの支度を始めると空気を察して逃げるので、今回はカリカリを脱衣所まで並べて釣ってみるとこにしました。食いしん坊とはいえまさかこうも簡単に引っかかるとは思いませんでしたけど。

中将:シャンプー中のマオくんのご様子はいかがだったでしょうか?

森:不安気な声を出して洗い場をウロウロするくらいでとても大人しいです。ねこちゃんのシャンプーで苦労されている方はびっくりされると思います。

中将:これまでのSNSの反響へのご感想をお聞かせください。

森:狭い範囲で楽しんできた我が家のねこのおバカっぷりがこれまで以上に拡散してしまいすごく恥ずかしいのですが、「笑った」「かわいい」の声ばかりで、コロナ禍中のみなさんの笑顔の素になれたようならいいねと家族で笑っています。

◇ ◇

マオくんは動物愛護センター出身で、推定3歳で森さん家の一員になったということ。「大人のねこちゃんもとってもかわいくて飼いやすいですよ」と森さん。マオくんが今後も森さんたちと幸せな毎日を過ごしてくれるよう願いたい。

森さん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/chinbrick

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