ミツカンの納豆推しが加速中です。公式サイトでは同社が展開する3ブランド、20アイテム以上に及ぶ納豆商材を紹介するだけでなく、毎日更新の納豆を使った様々なレシピ、納豆お役立ち情報などを展開しており、納豆ファンは無視することができません。
食材としての納豆の可能性を広げる情報をこれでもか! と推しまくってくれるミツカンですが、昨年より、同社の「金のつぶ」ブランドより「ご飯に合う濃厚タレシリーズ」という商品がリリースされました。
現在販売されているのは「ご飯に合う濃厚うなぎ蒲焼タレで食べる旨〜い小粒納豆」「ご飯に合う濃厚焼肉タレで食べる旨〜い極小粒納豆」の2つですが、正直「蒲焼や焼肉のタレがうまいのはわかる! でも、納豆にかけて美味しくなるんだろうか」と疑問に思った筆者でした。
しかし、前述の通り納豆には並々ならぬこだわりと挑戦をし続けるミツカンです。絶対にまずいはずがないと思い、「ご飯に合う濃厚うなぎ蒲焼タレで食べる旨〜い小粒納豆」を取り寄せ試食しレビューすることにしました。
7.9gの「蒲焼タレ」を小粒納豆にかけてみた!
さっそくゲットした「ご飯に合う濃厚うなぎ蒲焼タレで食べる旨〜い小粒納豆」。スーパーの納豆コーナーでも一際攻めている印象でしたが、果たしてそのお味はどんなものなのでしょうか。
開封すると、小粒納豆の上に「うなぎ蒲焼たれ」と、大きく書かれた7.9gのタレが入っており、カラシなどはありません。
臆することなく、小粒納豆を器に移し、おもむろに「うなぎ蒲焼タレ」を小粒納豆にかけてみました。この時点では、通常の納豆のタレよりも多めであることで、どことなく「蒲焼感」が強くなるのではないかと思いましたが、この後、実際に口にしてみて驚きの味に出会うことになります。
どことなくスイーツ的な甘味も感じる新発見!
「うなぎ蒲焼タレ」をかけた小粒納豆を左回り、右回りにそれぞれ10回転ほどこねた後、炊き立てのご飯にかけていただきました。
当初、「蒲焼感」を強く感じるのではないかと思っていましたが、納豆の粘り気と「うなぎ蒲焼タレ」が合わさることで、独特の甘味を生み出し、これまでに口にしたことがない味になりました。その甘味がどことなくスイーツ的でもある一方、濃厚な蒲焼感も感じます。もちろんご飯との相性も抜群で、1パックで茶碗一膳分は軽くいけました。オーバーではなく、従来の納豆の概念を良い意味で覆す味でした。
万能ねぎ、きざみのり、わさびを乗せるとひつまぶし風にも!?
さすが納豆推しのミツカン。かなり有意義な商品展開をしていると思いましたが、同社の担当者の方に話を聞いてみました。
「昨年9月から発売を開始した『ご飯に合う濃厚タレシリーズ』はご飯をガッツリと食べたくなるような濃厚な味わいが特徴の納豆です。納豆との意外な組み合わせの面白さやたれの美味しさをご好評いただいております。本シリーズがご好評いただいているのは下記の3つの要素を満たしているからだと考えています。
① ご飯との相性が良く、みんなが大好きなメニューであること
② 特別感・非日常感のあるメニューであること
③ お客様が名前を聞いただけで味を想像しやすく、その特徴を捉えた味わいを再現していること
この3つの要素に準じ、この度新フレーバーとして『うなぎ蒲焼タレ』の発売をいたしました。
まるでうなぎの蒲焼のような風味が楽しめる納豆にすることを目標に商品開発を行い、香ばしいうなぎの風味に2種類の醤油をバランスよく合わせたタレを作ることで、風味を再現することができました。
そのままご飯にかけるだけでも美味しくお召しあがりいただけますが、万能ねぎ、きざみのり、わさびをのせるとひつまぶし風の味わいになります。また、うなぎを使った料理の味わいに近づけることもできるのでいろんなアレンジも楽しんでいただきたいです。
納豆を店頭で買う際、パッケージやたれの味で選ぶことが楽しいとお客様に思ってもらえるよう、商品開発に今後も取り組んでいきたいと考えています」(担当者)
今回「ご飯に合う濃厚うなぎ蒲焼タレで食べる旨〜い小粒納豆」を食べて、納豆の可能性はまだまだ広がるようにも思った筆者でした。従来の食べ方ももちろん美味しいですが、様々なアレンジ納豆、お試しされてみてはいかがでしょうか。
◇ ◇