「副反応で熱出たから作曲」って!?音源はまさかの体温計 「しんどさ伝わる」「お大事に」

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「副反応で熱出たからDTMしてみた(?」とツイートしたのは、DTM(デスクトップ・ミュージック)による音楽制作を行いTwitterやYouTubeなどで発信されているTanchikyさん(@tanchiky)。

「デスクトップ・ミュージック」とは、パソコン上で作曲や音楽編集を行うことを指します。いったい、どのような音楽を作られたのでしょうか?

ワクチン接種によって、Tanchikyさんも発熱の副反応が出たそうで、熱を測定した際の体温計のアラーム音を録音し、Cubase(キューベース)という作曲・音声編集ソフトを駆使して曲にしたといいます。

熱が出た時は、普通は安静にしておくものですが…。

メロディ・伴奏・ドラム、すべての音をアラーム音から作っているのだというのだから驚きです。

聴いてみると、電子音で構成された曲の感じに、まさに熱に浮かされているような、緊迫感を覚えます。

このように、副反応までも作曲の原動力に変えてしまうほどの「転んでもただでは起きない」とでもいうべき作曲への姿勢に、リプ欄も大反響。

「DTMの天才現るw」
「フィーバーしてる…(熱だけに)」
「かなり激しい音となってますね まぁ、そんくらいしんどいんやなと伝わってきました」
「元気かと思ったら元気じゃなかった お大事にです」
「音ゲーにあったら楽しそうだなぁ、と思いました。お大事に!」

と、Tanchikyさんの音楽を絶賛する声や、体調を気遣う声が相次ぎました。ちなみに、作曲を終えたTanchikyさんはすぐにベッドに倒れ込み、眠りに就いたそう。

その後、熱はすぐに引いたとのことで、ひと安心です。

それにしても、どうしてTanchikyさんは体温計で曲を作ろうと思われたのでしょう? Tanchikyさんに尋ねると次のような回答がありました。

「副反応で若干熱が上がってきて、とりあえず家にあった体温計で熱を測ったところ、測定完了の音が凄く特徴的な感じのメロディをしていたので、『お…?なんかこれ曲にできそうじゃね…?』みたいな感じの軽いノリで曲を作りました」

作曲の動機はあくまでノリであり、特に深い意味はないとのこと。しかし、それでもその音楽に対する情熱には感服してしまいます。

Tanchikyさんは今回のように身近なものの音を使った作曲もされており、他には「ピアノの打音 (音色ではなく)」「iPhoneのアラーム」「サイダーを飲みながら…」といった作曲動画を作成。

これらの動画は、TwitterやYouTubeの最長60秒の縦長動画を投稿できるサービス「YouTubeショート」で発信しています。

なお、今後作曲に使ってみたい素材について聞いたところ、「最近近所に野生の猫ちゃんが出現することが多くなったので、猫ちゃんの声とかで作ってみたいですね」とのことです。

次はどんな楽曲に仕上がるのでしょうか。楽しみですね!

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TanchikyさんのTwitterはこちら→https://twitter.com/tanchiky

TanchikyさんのYouTubeチャンネルはこちら→https://www.youtube.com/tanchiky

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