「素麺が入っていた箱はウクレレが作れますので捨てないで下さい」斬新な音色は「意外に軽快」と話題に

中将 タカノリ 中将 タカノリ

「素麺が入っていた箱はウクレレが作れますので捨てないで下さい。」

素麺の空き箱で作ったウクレレがSNS上で大きな注目を集めている。この「揖保乃糸ウクレレ」を作ったのは東京在住の会社員、scarさん(@ukulele_camp)。「そんなんで音が鳴るの?」と思いきや演奏動画も披露されており、これがまたいい音なのだ。

「揖保乃糸」と大書きされたボディーから鳴り響くその音色にSNSユーザー達からは

「素麺やっぱり揖保乃糸ぉ〜♪なのに...音が予想外に軽快でウク超えちゃったかも」

「素麺のこと考えてたらタイムラインに揖保乃糸ウクレレ出てきた。
演奏聴いてさらに驚き!」

「黒帯(特級品)の「ひね」ともなると、音色もひときわ(違)。」

など数々のコメントが寄せられている。揖保乃糸ウクレレについてscarさんにお話をうかがってみた。

中将タカノリ(以下「中将」):素麺の空き箱でウクレレを作ろうと思われたきっかけをお聞かせください。

scar:これまでも、うどんの空き箱、お線香の空き箱、日本酒の空き箱でウクレレを作っていたので、揖保乃糸の空き箱でウクレレを作るのは当然の流れです。

中将:なんでもウクレレにできちゃうんですね!制作にあたりご苦労されることはありませんか?

scar:いくつも作っているので苦労したことは特にありません。こだわりはやはり箱を横向きにしたこと、サウンドホール(音が出る穴)を端に寄せたことです。これは一般的なウクレレに対する固定概念を覆すナイスアイディアでした。

中将:たしかにこれは斬新ですね!揖保乃糸ウクレレの魅力はどのようなものでしょうか。

scar:見た目からは想像できないような良い音がしますし、きちんと音程も調整してあるので、楽器として使用可能なことが魅力です。

中将:SNS上で大きな注目が集まっています。

scar:固定ツイートにしている私のこれまでの人気のツイートというか、最も多くの人に知られているのがタンバリンとウクレレを合体させた「ウクバリン」なのですが、このウクバリンのお披露目ツイートの「いいね数」があっさりと追い抜かれてしまい、びっくりしました。

scarさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/ukulele_camp
「suzuri」オリジナルのウクレレデザイングッズ販売サイト:https://t.co/D01ieD6vyv
「minne」ハンドメイドのウクレレ、ウクレレ弦販売サイト:https://t.co/ENy27hb4FR

 ◇ ◇

お話にもあったがscarさんは素麺の空き箱以外にもさまざまな素材でウクレレを制作。

タンバリンとウクレレを合体させて作った「ウクバリン」も非常に魅力的な楽器だ。scarさんのTwitterやYouTubeでは折々その制作風景や演奏動画が公開されているので、ぜひ多くの方にご覧になっていただきたいと思う。

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