「仕事をしてたら、机の下から白い手がニュッと出てきたんですよ…」という夏らしい怪談話か!?と身構えるコメントとともに写真をツイートした漫画家の「びっけ/エイラ4巻6/16発売書籍(@BK0418)」さん。机の下から突き出された白い手の主は…「キャーーーーット!」。
あまりに怖い話に「怖すぎて昼も眠れません。」「底無しに可愛い怪談」「『ニャッ』と出てきたんですか…」「ホラーですね!(笑)」と震えるみなさん。どうしても稲川淳二さんの語りで脳内再生されちゃう人が続出し、「その手に触れようとしたらシュッ!と引っ込んだんですね。怖いなー、怖いなーって、思いつつも自分の目で確認しようと、思って覗いたんですよ。
そしたら!いたんですよ!…猫が」と、続きを創作する人もあらわれました。
オカルトかと思ったら可愛い猫さんのいたずらに「仕事がはかどらないという点では、とても恐ろしい((((;゜Д゜)))。」「こんな手ならいつでも出て来て欲しい。」「私の机の下からも出てこないかなぁ」とうらやましがる声も寄せられて、ツイートは17.4万もの“いいね”がついています。
白い手の主は、ビロードのような毛並みのブリティッシュショートヘアのオスの「つぐまる」くん(3歳)です。もちろんお化けではなく「とってもおとなしい子で、私はつぐまるから本気で噛んだり引っ掻いたりされたことが一度もないくらい優しい性格をしています」と話す飼い主のびっけさんに聞きました。
──白い手が出てきたときは、驚きましたか?
手だけ出してペンにじゃれついてたのがかわいかったので「かわいいね~~!」と思わず笑ってしまいました。
──リプライには「ごんぎつね」「手袋を買いに」「稲川淳二さん」などがありましたが、イメージはやはり夏の怪談だったのでしょうか?
かわいくて思わず撮った写真だったのですが、改めて見てみたら手だけニュッと出ている様が面白かったので怪談風に呟いてみました!
──お仕事中に、白い手はよく出る?
普段は、インクなどを倒す危険があるため、アナログ作業をする仕事机に乗らせないようにしているのであまりありません。この時はたまたま仕事机ではなくリビングにペン入れ用のイーゼルを持ってきて作業をしていたので、すかさずねこがその影に入ってイタズラを始めた次第です。
──白い手が出てくるのは珍しかったのですね。びっけさんにとって、つぐまるくんの可愛いところはどんなところですか?
私が在宅作業の仕事のため、つぐまるも私の生活ルーティーンを把握しており、遊んでもらえる時間になると急に起き出してニャーニャー鳴いておねだりしてくるのがとてもかわいいです。あと、私の就寝時に私の足の間で丸くなって寝ることが多いのですが、ねこが頭をもたれかけてくる小さな重みがかわいくて幸せになれます! いくらでも撫でていたいくらいのフワフワ毛並もチャームポイントです!
──写真からもふわふわな毛並みが伝わります。いつも一緒に過ごす大切な存在なのですね。
仕事中そばにいてくれることが多いのでよき相棒のような存在です。つぐまるが穏やかな顔で眠っているところなどを見るとなんともいえず幸せな気持ちになるので、絶対にこの子を守るぞ……!と私を強い心にさせてくれる存在でもあります。
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びっけさんは「極彩の家」(新書館)「エイラと外つ国の王」(秋田書店)の2本の漫画を連載中のほか、不定期更新の「のんびり暮らしの空太くん」というねこ漫画も描いています。
■びっけのまんが部屋 https://manga-no.com/@bikke0418/manga