「うちの猫の階段の降り方。わざわざ手すりから降りるかぁ!?」と、愛猫の動画をツイッターに投稿した、フォトグラファーのerikaさん(@erk_inkc)。そこに映っていたのは、階段の手すりをスルスル~ッと滑り降りてくる子猫の姿。
コミカルで斬新な猫ちゃんの降り方に、「小学3年生男子!」「スケボーに詳しい方に解説をお願いしたい」と、愉快なリプライが殺到しました。
「かわいい♡」
「小学生のとき学校の階段でやってたやつ!」
「ゴン攻めでヤバいw 猫にも堀米効果がw」
「消防署のレスキュー隊みたい」
「ドリフが好きなんですかね笑」
ネッコ「こう降りたらかっこええな‼︎ ただ最後がぁああ」
「最後落下www」
スケートボーダーやパルクールの選手みたいな、エクストリームなスタイルで階段を降りてきたのはerikaさんの愛猫、よつばちゃん。生後4カ月になる保護猫の女の子です。
よつばちゃんはなぜこんな降り方をしていたのか?飼い主のerikaさんにお話を伺いました。
ーー初めてこの降り方をご覧になった時のお気持ちは?
「”またこの子は面白いことをしちゃって!”という驚きと衝撃でした。”いい瞬間を撮り逃した!”と思っていましたので、もし次に同じことをしたら動画に撮りたいと思い、狙っていました」
ーー今回ついに撮影のチャンスが!
「私はソファーに座っていたのですが、手すりに登る気配を感じたので、カメラを構えて狙っていたところ、撮影することができました」
ーーよつばちゃんは2階からこの状態で滑り降りてくるのですか?
「階段の途中から突然飛び乗ります! 一番上はさすがに高過ぎると思っているのかもしれないですね」
ーー子猫の運動能力、侮れませんね。
「途中から乗って落ちない運動能力は本当にすごいですよね!まだ生後4カ月なのに…(笑)」
ーー今回寄せられたリプライも愉快な声ばかりでしたね。
「見ていて楽し過ぎます!スマホから離れられないくらい楽しませていただいています。子どもたちには読み上げて伝えているのですが、子どもたちも笑いが止まらないようです(笑)」
ーー「かわいいけど手すりの裏はボロボロだぜ!」というリプライもありましたが。
「少し爪の跡があるくらいです(笑)。繰り返されたら大変ですね‼︎」
ーーその後もよつばちゃんは滑り降りを?
「その後はまだ見ていません。もう一度くらい見たい気もしますが、やはり危険ですし、まだまだ子猫ですので、2階の入り口にある柵を1階に移動させて、滑り降りの禁止令を出そうと考えています。柵をすり抜けられるのも時間の問題かもしれませんが…」
ーーちなみに、動画の後のよつばちゃんは…?
「手すりを降りた後は何事もなかったかのように、普通にリビングへ歩いて行きました。降りてみたいだけだったようです(笑)」
◇ ◇
手すりを滑り降りてきたおてんばにゃんこ、よつばちゃんは、飼い主さんの手のひらの上で、ズモモモッと伸びをする姿でも話題になった保護猫。
野良だった親猫から生まれ、保護猫活動をされている方からの里親募集がきっかけで、erikaさんのお宅に迎えられました。
「現在、保護猫活動のひとつとして、<保護猫と暮らす>というテーマで撮影をしています。もちろんきっかけは、よつばです! よつばを迎える時に保護猫について調べていて知ったことや、いつも見ている保護猫活動をしている方のアカウントを通して、改めて活動の大変さを知りました。
猫を迎えたいけど、保護猫って? イメージがわかない…といった不安や疑問がある方もいらっしゃると思います。そういう方に向けて、保護猫ってこんなに可愛いんだよ!ということを知ってもらいたくて、保護猫と暮らす方の撮影をしたり、我が家の猫の写真を撮っています。猫たちの写真を通して、保護猫との暮らしを想像してもらえたらと思っています」(erikaさん)
フォトグラファーとして活動されているerikaさんのTwitterやInstagramには、よつばちゃんの写真や動画のほか、保護猫たちの写真も投稿されています。「保護猫に興味があったり、保護猫という言葉を初めて聞く方にも、ぜひ見ていただきたいです」と、erikaさん。
ご家族に愛される日々のなか、好奇心いっぱいのおてんば姿を元気に披露してくれた、よつばちゃん。
なお、よつばちゃんには残念ですが、ケガ防止のため、今後は滑り降り防止の対策をされるとのこと。猫好きの優しい皆さま、どうかご心配なく。