コロナ禍によるストレスがたまっているのは人間だけでなく、わんちゃんも同じ。感染拡大が落ち着いたら、ぜひともわんちゃんと一緒に息抜きに旅行にでも行きたいものですが、そんななか、今年3月にわんちゃん連れに特化した温泉施設が石川県の片山津温泉エリアに登場しました。その名も「湯快わんわんリゾート片山津」です。
全国的にも珍しい「わんちゃん連れ専用温泉」であるため、どんな施設、サービスになっているかがわかりません。そこで今回は同施設にフォーカスし、その内容をご紹介。さらに担当者の方のコメントも含めて、同施設の魅力に迫っていきます。
北陸最大級の屋内ドッグランほか、わんちゃん連れは無視できない施設
まずは施設の概要から。「湯快わんわんリゾート片山津」は、わんちゃんと浴室まで一緒に入れる貸し切りの天然温泉を用意するほか、北陸最大級の屋内ドッグラン、屋外遊歩道、足湯デッキなど、わんちゃん連れにとっては申し分ない充実した設備でお出迎えをしてくれるそうです。
さらにわんちゃん専用のグルメが用意されており、わんちゃんとの特別な時間を過ごすのにももってこいの施設のようです。
わんちゃんと浴室まで入れる露天風呂も！
ここからは各施設の細部を見ていきましょう。まずは肝心の温泉。泉質はナトリウム・カルシウム‐塩化物泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復、健康増進などに効果を期待できるのだそう。
これだけでもゆっくり浸かってみたくなりますが、お風呂自体もかなり豪華。緑に囲まれた露天風呂や、大自然が望める大きな窓に広々とした大浴場でゆったりのんびり浸かることができます。もちろん、わんちゃんと浴室まで一緒に入れる貸し切り露天風呂もあり、申し分ない充実施設と言って良いでしょう。
畳敷きの客室にもわんちゃん連れでOK！
さらに館内施設と客室を見ていきます。
まず、施設内には北陸最大級の屋内ドッグランがあり、屋内なので天候や季節にも左右されずわんちゃんと楽しく遊ぶことができます。わんちゃんがトコトコと走った際、滑りにくく膝にも負担をかけないよう、タイルカーペットが敷かれています。老犬や足の不自由なわんちゃんでも楽しんでいただけるよう配慮がなされているというわけです。
また敷地内には、広々とした遊歩道や足湯の周りのウッドデッキなどでわんちゃんとお散歩できるほか、なんとわんちゃんと一緒に楽しめるカラオケや卓球まで。
至れり尽せりの内容ですが、さらに客室もすごい。全てが畳敷きの和室ですが、この客室内もわんちゃんは自由に入れます。わんちゃんの足に負担のない優しい畳を採用しているのだそうです。普段、畳の上で生活したことがないわんちゃんは興味津々でくつろいじゃいそうですね。また臭い対策としてやさしい香りのアロマディフューザーやジアイーノ脱臭機がある他、消臭除菌スプレー、ペットシーツ、粘着ローラーといった衛生用品やアメニティももちろん完備しています。
わんちゃん専用の食事・バースデーケーキなども！
そしてお楽しみの料理です。原則、バイキング形式で、和洋中の豊かなメニューがテンコ盛りで、これなら老若男女誰でも楽しめるはず。また、嬉しいのがこのバイキング料理がお部屋まで持ち帰ることができること。わんちゃんとお部屋やコミュニケーションルームなどで、一緒に食べることもできるという寸法です。
また、肝心のわんちゃん専用の食事は、カロリー控えめの作り下ろしの食事メニューや安心スイーツのほか、華やかなバースデーケーキやバースデーデリといったデザートなど、なんと10種以上のグルメが用意されています。
北陸の名温泉地で楽しむわんちゃんとののんびりした旅を
ここまで読んでいただければ、「湯快わんわんリゾート片山津」がいかにわんちゃん連れに優しい温泉施設かをおわかりいただけたかと思いますが、最後に同施設の担当者の方にも話を聞いてみました。
「『湯快わんわんリゾート片山津』はペットと泊まれるお宿が少ないためオープンした、わんちゃん専用の温泉旅館です。ご家族の一員のわんちゃんと一緒に旅行したいと思っているお客様に利用していただきたいと思っています。
わんちゃんとずっと一緒に過ごせるよう充実した設備をご用意し、館内の細部にもわんちゃん、飼い主さん双方が気持ち良いお時間をお過ごしいただけるよう配慮しています。
片山津温泉エリアは、美しい湖・柴山潟と白山の素晴らしい景色があり、また各所に名スポットもたくさんあります。『湯快わんわんリゾート片山津』しか体験できない、一生の思い出を大切なわんちゃんとお過ごしいただければと思います」（担当者）
全国的にも珍しい「わんちゃん連れ専用温泉」の「湯快わんわんリゾート片山津」。感染拡大が収束した際は、その施設の充実ぶりと、近隣の豊かな自然を体験しにぜひ一度いかれてみてはいかがでしょうか。
湯快わんわんリゾート片山津
https://yukai-r.jp/wanwan-katayamazu/
