「水の気泡がたまらなく好き」という文言とともに投稿された、絵と見間違うほどのファンタスティックな美しさをたたえた写真作品が注目を集めました。投稿したのは、蒼井 志保(@aoi_shiho_)さん。6月2日に投稿した同作品は7月7日現在2.6万件のいいねがつき、「最高にクールだっ!!」「おれもすき」などと賞賛と共感の波がひたひたと寄せられています。
作品への反響に「何気なく水の気泡が好きだなと思いツイートしたところ、たくさんの方に共感していただけてとても嬉しいです」という蒼井さん。撮影にこめる思いを聞きました。
――「水」というテーマのどこに惹きつけられますか。
水は一瞬で形を変えてしまいます。その一瞬、一瞬がとても美しく綺麗で魅了されます。水を撮るようになったのは、昨年の自粛期間中の「おうち時間」に何かできないかな、と水遊びをしたことがきっかけです。水の綺麗さが少しでも見てくださる方に伝わるように、というコンセプトで撮影しています。
――まるで絵のよう…という感想も寄せられていますが、使用した機材や撮影方法なども教えていただけますか。
一眼レフ(Canon EOS 80D)を使って晴れた日に撮りました。水を溜めた容器の中で勢いよく上から水を垂らし、気泡が多くできるように調節し、光の当たり方など見ながら撮影した後、レタッチで透明感のある写真に仕上げています。
――きらめく水の透明感にいやされます。今後はどんな作品を撮りたいですか?
カメラを始めてすぐにコロナの影響のせいで、旅行など遠出が出来なかったので、落ち着いたら風景やポートレートなどをもっと撮ってみたいと思っています。水の写真は試行錯誤をしつつ、撮り方のレパートリーを増やしていきたいです。
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蒼井さんのアカウントには、さまざまに変化する水の表情を写した作品が多数投稿されています。今回、水の美しさに魅了された人はぜひ見に行ってみてくださいね。