「コレ、親にはバレてるらしいですよ」
家族と車でお出かけした帰り道、寝たフリをして親に座席から家の中まで運んでもらった少年時代の思い出を描いた漫画がSNS上で大きな注目を集めている。この漫画を手がけたのは漫画家の仲曽良ハミさん(@nakasorahami)。
寝たフリをして甘えたい子供心と、気が付いていても何も言わずに運んであげる親心…懐かしさと親子の情愛がこみあげるこの作品にSNSユーザー達からは
「私、親ですが、これは間違いなくバレてます。でもそれがすんごく幸せなんですよ。子どもの重みって幸せが実体化した重みなんです。本当にじんわり心に沁みて泣かされちゃう漫画です。昭和生まれ全員に読んで欲しいです。」
「寝たフリして、お兄ちゃんがお姫様抱っこでベッドまで運んでくれた記憶が呼び覚まされました(小4くらいで高2の兄)」
「車が信号で停止する回数
車の曲がる方向
車が坂道を上る
これらの感覚で
"あ、着いた"って分かる不思議」
「まさにこれ!子どもがやってます!
笑っちゃうくらいバレバレなんですよね」
「ガチ寝して到着しても起きない時は思いっ切りビンタされてた
思い出すな〜…」
など数々のコメントが寄せられている。仲曽良さんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):僕も「よく寝たふりしてたな~」と懐かしくなりましたが、仲曽良さんご自身もこんな体験があったのでしょうか?
仲曽良:この話は自分の実体験が元になってます。車が好きだったからですかね。なのでこのまどろみな感覚も記憶に残っていました。
中将:くすぐったいような恥ずかしさもありますね(笑)。共感のコメントがたくさん寄せられています。大きな反響がありましたね。
仲曽良:沢山の方に読んでもらえて嬉しかったのと同時にみんなやってたんだなコレ…と思いました(笑)。
仲曽良ハミさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/nakasorahami
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/nakasorahami8330
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仲曽良さんは今回紹介したエピソードのほか、家族や少年時代にまつわる漫画を多数執筆している。興味のある方はぜひ仲曽良さんのSNSアカウントをチェックしていただきたい。