コロナ禍のマスク着用で肌荒れに悩む人が急増 おうち時間を利用して、赤ちゃん肌を取り戻そう

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 マスク着用の生活が定着していますが、その分、肌荒れに悩む人が増えているとよく聞くようになりました。そこで、コロナ禍の自宅時間をうまく利用して、肌磨きの時間を増やしてみませんか。毎日のケアでお肌は必ず回復し、理想の状態に近づくことができます。

皮膚が薄くて水分量の多い子供の肌は美しい

 どうして子供の顔はかわいいんだろう?と思ったことはありませんか。国や人種に関係なく、どの子供もかわいい。もちろん、目鼻立ちやしぐさや動きもかわいいんだけれど、いくら見ていても飽きないのはどうして?それはどの子供のお肌もキスしたいほど美しいから!そう、かわいさの一番の理由は「美しいお肌」にあると思うのです。

 子供のお肌は皮膚が薄く大人の半分ぐらいしかありません。そして、水分量は大人の倍ほどあります。大人と違って日焼けしても皮膚の表面しか焼けないのは、その水分量が肌の内部まで紫外線が届くのをカバーするからです。結果、子供は大人のようなシミができにくいということになります。キメが細かく柔らかで、血色もホントにきれい。

 残念なことに成長とともにお肌も変わっていきます。しかし、子供のようなお肌を大人になっても保っている女性の顔は、パーツの良し悪しにかかわらず、やはり美人で清潔感があると人は捉えます。「お肌のきれいは七難隠す」の言葉の通りですね。

美肌を保つには毎日の手入れが決め手

 お肌の美しさを保つために一番大切なことは毎日のお手入れですが、人によりその内容は随分と違います。どのプロダクトを使用するのか、毎日何をどのように使うのか、その時間は?朝は時間がない方が多いので、バタバタと終わっても、夜のゆっくりした時間をご自分のために、毎日のスキンケアメニューを改めて見直してみてはいかがでしょうか。

 みなさんはアスリートの顔を見て「肌がとてもきれい」ということに気づいておられることでしょう。例えば、水泳選手がプールから上がる時に、張りのある肌の上に水がしたたり落ちているのを見ると「なんて美しい」と思います。どの選手達も非常に新陳代謝が良いので、肌の美しさを保てるのです。

 つまり、肌の美しさを保ち、むくみを取るためには適度な運動も欠かせないということです。自分で毎日できる運動を心がけましょう。まずは、毎日最低30分を目安にウォーキングから始めてみませんか。大股で早めに歩くのが理想的です。

入浴で新陳代謝アップ

 そして、ゆっくりと入浴することにより、新陳代謝が良くなり、むくみを取る効果にも繋がります。当然、毛穴が開き、汚れも浮き上がってきますからお風呂効果は美しいお肌には欠かせません。

 お風呂でなくてもシャワーも同じ効果があるのでは、という人もいると思います。しかし、シャワーは体の芯まで温めることは難しいですね。お風呂に入ることは温まる効果があり、リラックス度合いはシャワーとはかなりの差があります。温まると、血液やリンパの流れが良くなり、冷えて固まっていた体がほぐされていきます。

 お風呂の水圧には血液循環を促す効果がありますが、シャワーでは難しいといわれています。内臓の動きも活性化され、これからの季節、夏バテ解消効果も期待できるのがお風呂なのです。

 私がニューヨークで関わっていたトータルビューティーの開発のエージェントのマーケティングで、なぜ、アメリカ人はシャワー好きなのか、その答えを見つけようとモデル、業界関係者にアンケートを取ったことがあります。一番多かったのは「シャワーはクイックだから!」というシンプルな答え。いかにもこの国らしいと思ったものです。

 日本のように入浴の歴史がないので、ただ、汚れを落とすだけならシャワーの方が簡単という考えも分からなくもありませんが、いまではアメリカ人の間でも多くのお風呂ファンが増えています。お風呂は疲れを取り、人を美しくします。

 もし、自分がオイリースキンだと感じている方は、この入浴中に必ず毎日シャンプーすることをお勧めします。当然と思うかもしれませんが、頭皮と顔は1枚の皮膚で繋がっています。顔より脂が多い頭皮を洗髪しなければ、顔がもっとオイリーに傾き、色々な問題を発生しかねません。

良質の睡眠が肌の質を変える

 もちろん、最も大事なのは睡眠。お肌の栄養になります。最低7時間の睡眠を目指しましょう。5~6時間睡眠と7時間睡眠ではわずかのようですが、お肌のきめが明らかに違うことを実感できるでしょう。

 私は毎日2.5~3リットルの水を飲むように心がけています。口から取る水分は直接皮膚表面の水分を増やすことはできませんが、たくさん飲むことで代謝が良くなり、結果、健康なお肌を保つことにつながります。

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