「数時間山を登って50万円の機材で撮った写真 5いいね
家のテーブルでiPhoneでてきとーに撮った写真 1.9万いいね」
労力と反響が必ずしも比例しないことを嘆くカメラマンのつぶやきがSNS上で大きな注目を集めている。このつぶやきの主はべちかさん(@10chf)。
たしかにわざわざ北アルプスに出かけて撮った写真ではなく、友達がネタでくれたような人形を撮った写真のほうが注目されてしまうのは、カメラを愛する人にとって大きなショックに違いない。べちかさんの投稿に対しSNSユーザー達からは
「腕も大事だけど、それ以上に素材の破壊力とそれに出会う運ってことだなぁ。勿論最低限の腕と機材は当然として」
「インスタなら逆だったかもしれませんね」
「穂高連峰の写真すごい素敵です」
など数々のなぐさめのコメントが寄せられている。
べちかさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):山での撮影はさぞご苦労があったでしょうね…。
べちか:初の雪山で装備も重く、北アルプス三大急登といわれる燕岳を登っての撮影でした。
中将:ベルギー土産をテキトーに撮った写真がバズってこちらはカスりもしないというのは切ないですよね…。
べちか:撮影の労力と作品の評価が比例しないことはよくわかっていますが、それでももう少し反応が欲しいというのは素直な気持ちです。
中将:今回のご投稿への反響についていかが思われますか?
べちか:Twitterらしいなあと思います。
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【「べちかさん」関連情報】
▽Twitterアカウント
https://twitter.com/10chf
▽Instagramアカウント
https://instagram.com/10chf
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思わぬ脚光を浴びてしまったべちかさんだが、日々TwitterやInstagramに投稿されている自然や町並み等の写真たちはいずれも素晴らしい出来映え。写真にご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。