人気の台湾料理店が神戸初出店 話題の名物・焼小籠包の後悔しない食べ方を教わった

泡☆盛子 泡☆盛子

 4月に開業した商業施設「EKIZO神戸三宮」(神戸市中央区)が緊急事態宣言により休業していたが、6月21日より再開となった。なかでも台湾料理店「ダパイパン105 EKIZO神戸三宮店」が神戸第1号店を出店。話題となっている焼小籠包を食べてきた。

 キッチュな台湾現地風のインテリアや、オープンキッチンの奥で大きな蒸籠や鉄鍋から湯気が上がる様子が異国情緒を醸し出す。「思うように海外へ行けない今、空間や料理で台湾旅行気分を味わってもらえたら」と、広報担当者は話す。

 店内にはカウンター席やテーブル席があり、さらに店頭にはテーブル代わりのドラム缶を用意。立ち飲みで気軽にバル使いするのも、しっかりと食事を楽しむのも自在だ。

 

「まず食べてほしい」という自慢の一品は、中国の点心師が開発したオリジナルレシピの焼小籠包(4個520円、6個780円)。専用の大きな鉄鍋を使い、底面はカリッと香ばしく、上部はしっとりふんわりと蒸し焼きに仕上げる。

 なかの餡は熱々で、下手を打つと、ジューシーで熱い肉汁がピューッと飛び出すため、食べ方にはコツがある。注意しないと、服を汚してしまうばかりか、口の中を火傷する恐れもあるのだ。

 まずは小皿に移し、スープがこぼれたり、飛んだりしないように上部にそっと穴を開ける。内部はかなり熱いので火傷に注意しながらスープを吸うように味わい、それから皮と餡を食すのがおすすめだ。これなら、一滴残らず旨みを平げることができる。

 餡にはしっかりと味がついているため、まずは何もつけずに食べよう。あとはお好みで卓上の中国醤油や香酢で味の変化を楽しんで。

 麺類で人気なのは坦仔(タンツー)麺(650円)。台湾屋台料理でおなじみの料理で、エビのダシが効いたコクのあるスープに肉味噌や香草などがトッピングされている。

 麺類や、魯肉飯、炸鶏排飯といったご飯メニューは単品のほか焼小籠包や焼売とのセットメニューもあり、ランチにうってつけ。さまざまな組み合わせがあるので何度通っても食べ飽きることがない。

 また、ほとんどの料理はテイクアウトもできるので、おうちでゆっくりと楽しむという手もある。自家製の焼小籠包や焼売などの点心、麺類、おつまみ、デザートと幅広いメニューを取りそろえる。

◇ダパイダン105  EKIZO神戸三宮店
住所:兵庫県神戸市中央区加納町4-2-1 EKIZO神戸三宮 1F
電話:078-381-9951
営業:11:00~20:00(施設に準ずる、変動あり)https://www.instagram.com/dapaidang105ekizokobesannomiya/

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