「推しごと」を「お仕事」に!“オタクによるオタクのための会社”が爆誕!?設立の女性社長の「本気」

青島 ほなみ 青島 ほなみ

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好きなアイドルを応援することや、ファン同士で交流することを「推しごと」と表現することがありますが、今SNS上では本当にそれを「お仕事」にしてしまった女性に注目が集まっています。

オタクによるオタクのための会社「合同会社ラジモララ」を設立したのは"オタク社長"を自任するぶらん(_blan13)さん。先日、推しアイドルが卒業・結婚した時のために「推し休制度」をもうけた会社が話題になりましたが、それに感銘を受け一念発起したとのこと。

 ぶらんさんの「推しごとをお仕事にする会社を本気で目指します」「より良いオタク社会を創造します」という熱い投稿に対し、Twitterユーザーからは「活動力がすごい」「雇ってほしい」といったコメントが寄せられています。

ぶらんさんは一体どんな会社を立ち上げたのでしょうか?ご本人にインタビューを行いました。

青島ほなみ(以下「青島」):合同会社ラジモララはどんな会社なのでしょうか?

ぶらん:オタクのニーズを形にし、より良いオタク社会を作る、オタクによるオタクのための会社です。私自身もオタクなので、市場のニーズを的確に理解し、かつ楽しくイキイキと仕事ができるため、好循環で仕事が進むと考えています。

「オタクのニーズを形にする」の活動として現在、グッズ交換サイトを製作中です。オタクが集めるグッズの中には“中身がわからない”ブラインド商品が数多く存在し、Twitterを利用して交換を行なっているのが現状です。しかしTwitterは使い捨てアカウントも簡単に作れますし、悲しい詐欺や問題などが絶えないのも事実です。そこでこのような現状を解決できないかと、オタクの皆さんが安心して取引できる「グッズ交換」の機能を備えたプラットフォームを開発中です。

青島:先日「推し休」がある会社が話題になりましたが、合同会社ラジモララではオタクに優しい制度や取組みはあるのですか?

ぶらん:オタクはパワーがありますから、「推し休」のような制度がある会社が増えれば、日本はもっと元気になるのではないかと思います。わたしもその話題に触発され会社を立ち上げたところですが、社員などへの制度は今から整えるところです。現在は一緒にお仕事をするパートナーや事業者と、いかに推しごとをお仕事にできるかを一緒に追求し、一緒に作り上げたいと考えております。就活生からも「このような会社もあるとやる気が出そう!」などの声をいただき、こちらも元気をもらえました。

青島:確かに、オタクが推しのために頑張る時のパワーは計り知れないものがありますよね!ぶらんさんの推しはどんな方なのですか?

ぶらん:この社名でバレる人にはバレますが、BTSのジミンが大好きです。とにかくあざとくて可愛くて、、でもちゃっかり男の面もあって(?)かっこよくて、思いやりのある優しい子です。でもストイックで自分には厳しいので、私が甘やかしたいですね(笑)。今日も存在に感謝!同じ時代に生きられて感謝です!

青島:さすが、推しへの愛が素晴らしいですね!現在、求人募集はされているのですか?

ぶらん:ありがたいことに、先日のツイートを目に留めていただき、お問い合わせもいただくのですが、弊社はオタクが楽しく働ける会社を目指しスタートしたばかりなので、まだ求人をかけれないのが現状です。

早くみなさんに知っていただき、会社を成長させてオタクのみなさんに1日も早く求人を出せるように頑張ります。1日でも早くたくさんのオタクとわいわい働ける未来の為に、どうぞお力添えいただけますと幸いです。

また、求人とは違うのですが、同じ理念をお持ちのスタートアップメンバーを募集したいと思っています。給与や制度、会社のあり方を一から一緒に作りたい方に是非お声かけしていただきたいです。

青島:オタクの方が集まって、楽しい職場になるといいですね。今後の発展をお祈りしています!

◇ ◇

合同会社ラジモララでは、クラウドファンディングを開催予定とのこと。オタクが「推しごと」だけでなく「お仕事」の場でも輝ける社会が、すぐそこまで迫っているのかもしれません。

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