ミシュラン餃子店が大阪に初上陸! ニンニクが気にならない、ひと口サイズの生姜餃子が話題

橋本 菜津美 橋本 菜津美

ミシュランガイドに3年連続選出された餃子専門店「ぎょうざ歩兵」が3月31日、大阪・道頓堀に初上陸!「餃子歩兵 道頓堀店」として大阪ミナミの繁華街・宗右衞門町通にオープンした。

2011年、京都祇園からスタートしたぎょうざ歩兵の餃子は一口で食べられる上品なサイズで、舞妓さんや芸妓さんをはじめとする地元の方から国内外の観光客まで広く親しまれている。特にニオイが気にならない「生姜ぎょうざ」は、女性からも人気の一品だ。

せっかくなら女性である私だけでなく男性の意見も聞きたいと思い、「餃子はニンニク入りでないと!」と豪語する兄でお笑い芸人の橋本大祐を連れて取材にうかがった。

まずいただいたのは1人前8個入りの餃子「生姜ぎょうざ(にんにく無し)」と「ぎょうざ(にらにんにく)」、それぞれ2人前ずつ。

まずは、生姜ぎょうざを一口でパクリ。口に含んだとたんに生姜の香りが広がる。にんにくが入っていないので味にパンチがないかもしれないと思っていたが、代わりに生姜のインパクトがあるし、香ばしく焼かれた薄皮と味噌ダレが絡み合い、しっかり食べ応えがあった。普段はニンニク入り餃子ばかり食べている兄も「これは美味しい」と次から次へと口へ運んでいく。

生姜ぎょうざを食べ終えると、ニラとニンニクが効いた「ぎょうざ(にらにんにく)」もパクリ。口の中にニンニク、ニラ、肉汁の香りが広がる、非常にパンチのある味わいだ。大きい餃子だと一口で食べられず、せっかくの旨味エキスを取りこぼしてしまうことがあると思うが、その点、歩兵の餃子なら大丈夫。薄皮に包まれた餃子の小宇宙を余すところなく堪能することができるのだ。

注文した時は「少し頼みすぎたかな…」と思ったが、上品な一口餃子はパリッと焼かれた皮とふんわり柔らかい餡のバランスが絶妙で、私でも2人前は余裕で食べられた。兄は追加で4人前注文し、合計6人前の餃子を完食していた。

歩兵はサイドメニューも魅力的。ワインと相性ぴったりの「ポテトサラダ」や、箸休めにちょうどよい「肉味噌もやし」、そしてお酒を飲んだ後に染み渡る「鬼しじみエスプレッソ」など、全て小さめの小鉢で提供されるので、次から次へと注文してしまう。お腹いっぱい餃子を食べたい人にも、お酒を飲みながらいろいろつまみたい人にもおススメの豊富な品揃えだ。

「餃子歩兵 道頓堀店」ではオープン記念特別メニューとして人気のサイドメニュー「壺きゅうり」を大阪アレンジした「たこ壷きゅうり」を4月30日まで、期間限定で提供しているのでぜひ多くの方に足を運んでいただきたいと思う。

コロナ禍の中、オープンを決意した店長の坂田賢太さんは「ご存知の通り、道頓堀には人がどんどん少なくなってしまい、潰れていってしまうお店の方が多いのが現状です。このままミナミが衰退していってしまうのがどうしても嫌で、今だからこそ大阪を盛り上げるためにオープンしました」と話す。実際に、道頓堀ではシャッターが閉まったままのお店をいくつも見かけた。大阪に元のような活気はいつ戻ってくるのか…今回の歩兵の出店がそのきっかけになることを願いたい。

「ぎょうざ歩兵 道頓堀店」店舗概要
所在地:大阪市中央区宗右衛門町7-6 菱富ビル1階(店舗入口は川側)
営業時間:15:00~翌3:00(L.O.2:30)
※3/31~4/21は時短営業要請に従い、店内は21時閉店、酒類提供20時30分まで、21時~翌3時はテイクアウト・配達のみ
定休日:不定休
公式サイト:https://gyozahohei.com

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「橋本大佑(はしもと だいすけ)」プロフィール
1991年10月29日生まれ。兵庫県川西市出身。吉本興業所属。2016年に森本哲央とお笑いコンビ「ホテル」を結成。LINEの会話をネタにした「訳ありLINE」シリーズはYouTube上で100万回再生超え連発の大反響を得ている。2020年からは妹・橋本菜津美とのコントユニット「橋本兄妹」でも活動し、コント動画を発表したTikTokアカウントは開設後約半年で5千万回再生を記録している。

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「橋本兄妹」TikTokアカウント:https://www.tiktok.com/@hotel.hashimoto

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