グルメライターとして活躍する「ちみを」さん(@chimiwo)のツイッター投稿が注目を集めています。
「『なんか終わった』ってお気持ちの時には、パックの合い挽き肉に塩胡椒してそのまま両面強火で焼くだけの『やけくそハンバーグ』がオススメ。よくわかんないけど機嫌が良くなります。チーズ乗せるとなお良し」
合いびき肉をそのままフライパンに入れるというワイルドな調理写真にネット上は騒然。「さっそくやってみました」の報告や、「今晩まねしよう」「これいいな」「今週末やる」「ネーミングがいい」などの感想も続々寄せられ、1.3万の「いいね」がつくほどの反響の大きさです。
投稿者「油は薄く、強火でカリッと」
投稿者のちみをさんに話を聞きました。
ーーこのレシピを思い付いたきっかけは?
「昔YouTubeで海外の人がこんな感じの料理を作ってるのを見かけて、それを思い出してまねしてみました。どの動画かはもう覚えてないのですが…」
ーー調理の注意点は?
「油は肉から出るので極薄くひく程度でいいと思います。油っぽくなるので気になる方はペーパーで取るといいと思います。コツは割と強火でカリッと、またフライ返しなどで潰して焼くと火が早く通ります。味付けは塩胡椒多めがよりワイルドでおいしいです」
ーー投稿したきっかけは?
「ワイルドで写真映えするからウケるかな?くらいの軽い気持ちです」
ーー反響が大きいです。
「こんなになるとはよもやですが、『終わった』気持ちの方が結構いらっしゃるのだなと(笑)。皆さまのストレス解消や料理時間短縮などの一助となれば幸いです」
70代ベテラン主婦「私の今までの苦労は…」
「なんか終わった」という気分ではなかった筆者ですが、肉肉しさにひかれて試してみました。
調理時間はわずか10分弱。得意料理は手作りハンバーグという70代の実家の母にも試食してもらったところ、「私の今までの苦労はなんだったの…」と膝から崩れ落ちそうなほど衝撃を受けていました。「タマネギをみじん切りにして、肉をこねて、とにかくすごく時間がかかっていたのに」とため息。分厚い料理本とともに嫁入りした母にとっては、目からうろこのレシピだったようです。最後には「面白い作り方だね。今度自分でもやってみるわ」。バンズに挟めば自家製ハンバーガーにもなりそうです。
あっけないほど簡単で、お財布にもやさしく、何より野性味あふれる肉のうま味。思わず笑いが込み上げてくるレシピです。
▽「ちみを」さんツイッターアカウント(@chimiwo)https://twitter.com/chimiwo