モスバーガーの店頭で3月12日から販売されるテイクアウト専用食パンが話題です。完全予約制で約1000店舗限定販売という点もレアなのですが、何より目を引くのが食パンのネーミング。
「バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン」
33文字の長い商品名には度肝を抜かれます。ネーミングに込めた思いを、モスバーガーを展開するモスフードサービス(本社、東京都品川区)に聞きました。
「とても覚えきれないほどの長さで…」
ーーネーミングが大変ユニークです。商品名に込めた思いは?
「何も塗らなくても濃厚でなめらかな食感が楽しめる食パンなので、その特長をしっかりとお伝えするような商品名称にしました」
ーーなぜこんなに長い商品名を採用?
「とても覚えきれないほどの長さでインパクトを持たせ、逆に印象を強くする狙いがございます」
ツイッターでも商品名の長さはすでに話題となっており、「モスの食パン、名前長っ!」「名前長くて気になる」「長いけど買いたい」など盛り上がりをみせています。
「耳までやわらかいふんわりとした食感と、濃厚なバターの風味が特長」という同商品は、取引先企業の開発商品。テイクアウト需要の高まりを受け、「おうちでも楽しめる物品販売」の強化を図っていたという同社は、「週末のちょっとリッチな“おうち朝ごはん”におすすめの価値ある商品として、高級志向の食パンをご用意しました」。
食パン「バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン」は4枚切り、600円(税込)。販売店舗は、約1000店舗(北海道、愛知県、岐阜県、三重県、沖縄県、離島を除くエリア対象)。3月12日から毎月第2、第4金曜日限定で販売。受け取り店舗での予約が必要。予約は販売日前週の土曜日。ただし、3月12日販売分は2月26日の金曜日から予約受付開始。
モスバーガーの由来は…
MOS BURGER(モスバーガー)のアルファベット「MOS」の由来は、3つの単語の頭文字から取っていたってご存じですか? 同社ホームページに解説があります。
「MはMOUNTAIN(山)、OはOCEAN(海)、SはSUN(太陽)。山のように気高く堂々と、海のように深く広い心で、太陽のように燃え尽きることのない情熱をもって」という人間・自然への限りない愛情が、そこには込められているのです」(同社ホームページから引用)