大阪・北新地の人気立ち呑み店「北ノ酒場」がランチタイムに立ち食いそばを始め、早速話題になっている。辻調理師専門学校の助教授として25年間、日本料理を指導してきた料理人と、大阪の老舗「そばよし」がタッグを組んだ逸品。“本気で美味しいそば”を目指しており、立ち食いそばのレベルを超えていた。
立呑み店が美味な立ち食いそばで新たな挑戦!
「北ノ酒場~うまい魚と肴 立呑蔵TACHIPPA~」は「ほんまもんが安くて旨い!」をコンセプトに、出汁の風味と食感を楽しんでもらえる店を目指して2020年3月に開店し、評判になっている。何しろ料理長の下中唯司さんは、1994年に辻調理師専門学校に入り、25年間和食を指導。多くの料理人を世に送り出し、また、テレビ番組、ドラマなどの料理指導でも知られる。
この2月8日からはランチタイム限定で「本気で美味しいそば」にチャレンジ。その際、本物志向を目指し、大阪でそばといえば、その名を挙げる人も少なくない老舗のそば専門店「そばよし」とタッグを組んだ。
コラボする「そばよし」のそばは、北海道砂川の「そばよし農場」で自家栽培されたそば粉を丹念に打ち込んだもの。そのそば粉を7割使用した「三七そば」は立ち食いそばとしてはかなりのクオリティーだとか。
インパクトのある“映えるそば”メニューがズラリ!
メニューのバラエティーさや具の量でも目を見張る。こだわりの出汁で作る「カレーそば」(《温》750円税込)をはじめ、生卵・海老天・牛しぐれ煮が入った「ホームランそば」(《温》880円税込)、大山鶏の鶏天が5個も入った「鶏天スペシャル」(《温・冷》980円税込)はコスパ的にも大満足。
さらに、ちく天・かき揚げ・海老天・鶏天・コロッケと揚げ物がすべて入った「揚げ物全部のせスペシャル」(《温・冷》1400円税込)、驚異の海老天10本のせ、その名も「海老十(えびてん)そば」(《温・冷》2000円税込)など映えるメニューがズラリと取りそろえられている。
もちろん、老舗とコラボしているだけあった映えるだけでなく、そばも出汁も美味で、のどごしもいい。
また、そばと一緒に食べたいのが和歌山の湯浅港直送の「しらすご飯」(450円)や「名物・特製しらす丼」(850円税込)。ご覧の通り、しらすの量はてんこもりでインパクト大な上に、そばとの相性もGOOD。
左党にうれしいのは立呑蔵ならではのビール、ハイボール、地酒、焼酎、ワイン、ウィスキー、ジン等、銘酒の品揃えも豊富。そばと一緒に楽しむ「昼呑み」もおすすめで、男女問わず、そば&昼呑み派の人も少なくありません。
15時からはこれまで通り、引き続き立呑蔵として営業。人気のポテトサラダをはじめ、出汁の風味と食感を楽しめるおばんざいの数々…。下中料理長のアイデアがいっぱい詰まった料亭レベルの料理が楽しめるのも魅力だ。
◇「北ノ酒場~うまい魚と肴 立呑蔵 TACHIPPA~」
大阪市北区堂島1-5-35堂島レジャービル1F/電話06(4256)5160
ランチタイム=月曜〜土曜12:00~15:00(麺類のみL.O.14:30)
立呑み営業=月曜~土曜12:00~24:00(L.O.23:30)/定休日は日曜・祝日
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合もあり、来店時は事前に店舗に確認を。