SNSで話題となっていた西武新宿線高田馬場駅のホームにある整列表示を再現したデザインの「整列乗車タオル」が完売した。西武鉄道の広報担当者は当サイトの取材に対して、「今月27日のネット記事で、さらに多くの方に商品を知っていただけた影響か、28日の開店から多くのお客さまにお買い求めいただきまして、その日の午前中に完売しました」と説明した。
西武新宿線高田馬場駅の下りホームに実在する特急レッドアロー号と拝島ライナーの整列乗車シートを再現した今治産タオルで、価格は税込1324円。サイズは横33センチ、縦85センチと細長い。床に敷いて、ちょっとした駅のホーム感覚を楽しめる。
2018年11月の発売以来、2年2か月がたっており、在庫が少なくなっていた上に、1月15日のツイッター投稿を機に話題となり、売れ行きのスピードがアップ。リプ欄には「ここが鉄ヲタのニーズの本流だと思われ」などとコメントが続き、鉄道ファンにも注目されたようだ。
同商品を販売する西武鉄道 駅ナカ・コンビニ「トモニー」(@seibu_tomony)は28日午後5時過ぎにツイッターを更新。「最近話題になっている『高田馬場駅整列乗車タオル』、お店に残っていた分がつぶやく間もなく完売になってしまいました。グッズ担当の人も『ありがとうございます。そしてごめんなさい』って」と報告。さらに「それと一緒に『次はどんな柄がいいかなぁ』って…」と、次回商品を模索している。
西武鉄道のグッズ担当者は当サイトの取材に対して「たくさんのご反響をいただきました。ありがとうございます。これからも多くのお客さまがファンになっていただけるような楽しい商品が展開できるように頑張りますのでよろしくおねがいいたします」とコメントした。
同社によると、当初から在庫がなくなり次第、販売終了とされており、今後、同じ商品が再発される予定はないという。さらなる新企画が期待される。