「焼き肉電子マネーを考えました。カードをタッチすると「ジュ」と肉の焼ける音がします」
キャッシュレス決済のやり取りがグンと楽しくなりそうな「焼き肉電子マネー」のアイデアがSNS上で大きな注目を集めている。このアイデアの発案者は某美大生のカナイガさん(@shiragaigarashi)。
生肉模様のカードを端末に近づけると「ジュ」と肉の焼ける音がし、しかも端末の中心部に炎のような発色の赤い円が浮かび上がるというこだわりの設計…
焼肉に抱くパッションを日常に取り入れようというこの斬新なアイデアに、SNSユーザー達からは「すごい発想!焼肉系電子マネーONicU(オニク)とでも名付けましょうか」「支払う時に、視覚ででも支払ったことがわかるように焼けた色に変わるとかないですか?」「これ本当にクラウドファンディング案件だし、音の設定お店によって変えれるのにしたら、たぶんそれだけで一気に非接触端末の利用率上がるし。下手したら、日本変える発明では…」「残高が0になると真っ黒に焦げてしまうんだよね」など数々の絶賛のコメントが寄せられている。
カナイガさんにお話をうかがってみた。
中将タカノリ(以下「中将」):カナイガさんは普段どのようなご活動をされているのでしょうか?
カナイガ:学校ではデザインを学んでいます。自主制作では主に「言葉あそび」や「食べ物」を使った作品を多く制作し、SNSに投稿しています。
普段から言葉あそびをしたり食べ物について考えたりすることが多く、その中で思いついた作品のネタを都度メモして生活しています。
中将:今回の「焼き肉電子マネー」のアイデアを思いつかれたきっかけをお聞かせください。
カナイガ:元々は日常生活の中で「電子マネーの決済音が変な音だったら面白いだろうな」と思ったことがきっかけになっていて、その「変な音」というものを考えていった結果、焼き肉電子マネーを思いつき、楽しそうだなと思ったので形にしてみました。
中将:ユニークな発想にSNS上では絶賛の声が相次いでますね。これまでの反響へのご感想をお聞かせください
カナイガ:想像以上の反響をいただき、とっても嬉しかったです。ありがとうございます。
「カナイガ」さん関連情報
Twitter:https://twitter.com/shiragaigarashi
Instagramアカウント:https://instagram.com/shiragaigarashi/
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カナイガさんのアイデアが実用化されるよう願いたいものだ。インタビュー中でも触れたが、カナイガさんはSNS上でこの他にも「ソフトクリーム週間気温」や「ポッキーの火」などさまざまなデザインやアイデアを披露してる。いずれもユニークでクスッと笑えるものばかりなので、ご興味のある方はぜひチェックしていただきたい。