撮影特化型テーマパーク、さらに仕上がる 日本のノイシュヴァンシュタイン城がライトアップ中

黒川 裕生 黒川 裕生

“もうひとつの姫路城”がある公園として一部の好事家に愛され、近年は激アツのフォトスポットとしても存在感を増しつつある兵庫県姫路市の巨大テーマパーク「太陽公園」が、ド派手な取り組みでさらに“仕上がって”きた。ドイツのノイシュヴァンシュタイン城を約70%のスケールで再現した「白鳥城」を幻想的にライトアップ。普段よりさらにファンタジー感マシマシの写真を撮ることができるぞ。2月23日まで。

「障害の有無に関わらず世界旅行を楽しめる施設を」という創業者の思いから生まれた太陽公園。広大な敷地は、凱旋門や兵馬俑、ピラミッドなど、世界中の石の文化・建築物が一堂に会する「石のエリア」と、白鳥城を擁する「城のエリア」で構成されている。

近年はコスプレイヤーらにも広く門戸を広げ、無料の更衣室も完備。特に白鳥城は映画やドラマのロケ地としても重宝されており、山田孝之さん主演のドラマ「勇者ヨシヒコ」などが撮影された。また現在、M-1優勝コンビ「ミルクボーイ」が太陽公園をネタにした新作を制作中といい、「太陽公園もついにブレイクか⁉︎」と関係者の鼻息は荒い。

ライトアップイベントは、舞台美術や現実にはない武器などの制作も手掛ける兵庫県高砂市の匠工芸がプロデュース。中庭部分の階段にレッドカーペットが敷かれ、等間隔に置かれたキャンドルの光が城を幻想的に浮かび上がらせる様子は、まさに時空を超えた“光の旅”。カメラのシャッターを切る指にも、いつも以上に力が入りそうだ。

ライトアップは17時から20時(通常営業は9時から17時)。雨天中止。ただし2月7日から10日の期間は実施しない。入園料は一般1500円、子供700円など。

◇太陽公園公式サイト https://www.taiyo-park.com/

◇太陽公園Twitter @t_park_himeji

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